スポーツ栄養学
バスケットボール

競技特性

・攻守の入れ替えが激しく、試合展開のスピードが速い

・選手同士の接触プレーが多い

バスケットボールの一番の特徴として、試合の展開の速さが挙げられます。競技スペースがサッカーや野球などの競技と比べると小さいので、攻守の入れ替わりが早く、得点も多く入ることから、そのダイナミックでスピーディーな試合展開は競技の大きな魅力の一つとなっています。

バスケットボール選手が目指す身体

・当たり負けしない強さ、体格の良さ

相手選手の攻撃を防ぎ、ボールを奪うシーンでは選手同士の接触プレーも多くなります。

しっかりと筋肉がつき、接触に負けない体格に加え、背の高さが加われば、かなり有利に働くと言われています。

 

 

求められる能力

・試合後半でもバテない「スタミナ」

・ダッシュやジャンプの動作に強い「跳躍力」

・当たり負けしない「パワー」

バスケットボールは運動の強度の高いスポーツです。短時間の中でダッシュやジャンプといった激しい動きを何度も繰り返し、試合の後半に差し掛かってもコンディションを維持し、攻撃し続けるためには集中力や瞬発力は勿論のこと、スタミナをしっかりとつけておくことが大切です。

また、接触プレーも多いので、フィジカル面の強化も求められます。

バスケットボール選手の身体を作る食事

・当たり負けしない強い身体を作る

・瞬発力・俊敏性を強化する食事

・練習後の素早いリカバリーを意識し、疲労やケガを予防する

・水分補給をしっかりと

バスケットボールは試合中常に強度の高い動作を繰り返し、攻守の入れ替わりも激しく、運動量はトップクラスです。その中で相手選手の攻撃を防いだり、攻撃を仕掛けたりするシーンで接触プレーもあり、体力の消耗が激しく、ケガのリスクも高い競技です。身体を守り、力強いプレーをするためには食事も大切です。3回の食事や補食に加えて必要に応じてサプリメントを上手に利用し、スタミナも瞬発力も兼ね備えたタフな選手を目指しましょう。

バスケットボール選手に必要な栄養素

基本は五大栄養素

 

アスリート共通の食事のコツです。様々な食材から摂るようにしましょう。

瞬発力・俊敏性を養う

 

カルシウム・マグネシウム

カルシウムには神経の伝達物質の働きを調節する働き、マグネシウムには情報伝達物質の量をコントロールする働きがあると言われています。いずれも神経の働きには欠かせない栄養素です。

 

カルシウムが多く含まれる食材・・牛乳、ヨーグルト、ひじき、魚、小松菜、青梗菜など

マグネシウムが多く含まれる食材・・アーモンド、大豆、干しエビ

 

当たり負けしない強い身体を作るには

 

プレーするために十分な筋肉をつけること、骨を強くして身体の基礎をしっかりと作ることが大切です。

たんぱく質

筋肉だけでなく、骨や内臓、血液などの材料となるたんぱく質は一度の試合でエネルギー消耗も激しく、十分に摂る必要があります。

ビタミンB6

たんぱく質を代謝させるのに必要な栄養素です。

食材・・鶏ささみ、マグロ、ピーマン、にんにく、バナナ

カルシウム

骨折を防ぐためには、骨の材料となるカルシウムも摂っておきたい栄養素です。牛乳やヨーグルト、チーズはカルシウムが吸収されやすい食品なので積極的に摂りましょう。また、カルシウムは魚の骨にも含まれているので、缶詰や骨ごと食べられる小魚もおすすめの食材です。

食材・・乳製品、魚類、小松菜、海藻類

ビタミンD

カルシウムと一緒に摂ることで、ルシウムの吸収効率を良くする働きがあると言われています。

食材・・きのこ類、鮭、うなぎ

 

・身体を大きくしたいときは

疲労を回復し、持久力を養うには

 

強度の高い運動を長時間行うバスケットボール選手は、試合後半でも十分な能力を発揮出来るスタミナが必要です。常にベストな状態で臨むためにも、日頃から練習の疲労を翌日に持ち越さないように、しっかりと食事・休養を摂り、疲れに負けない身体を目指しましょう。

糖質

運動中の主なエネルギー源となる栄養素です。固形のものを口に入れることが難しい場合は糖質の入ったスポーツドリンクなどで、水分と一緒に糖質を補いましょう。

ビタミンB1

糖質をエネルギーに変えるときに必要になるビタミンです。バスケットボール選手にとってはリカバリーにも関わる重要な栄養素の一つです。不足すると食欲不振や倦怠感、疲労が抜けにくくなるので積極的に摂るように心がけましょう。

食材・・豚肉、うなぎ、アーモンド、焼きのり、など

 

クエン酸

エネルギー代謝の中心になる役割があります。柑橘系の果物や食酢に含まれています。食酢の酸味が食欲の増進に繋がり、食の細くなる夏の時期には酢の物や南蛮漬けなど、酢を料理に使うことで夏バテ防止も期待できます。

ビタミンC

皮膚やコラーゲンの合成に関与し、ケガの治りにも関わるビタミンです。また、抗ストレスにも必要な栄養素なので、フリースローなど、プレッシャーのかかるシーンがあるバスケットボール選手には是非積極的に摂ってもらいたい栄養素です。

食材・・柑橘類、じゃがいも、ブロッコリー、ゴーヤー、いちご、キウイフルーツ

こまめに水分補給をし、脱水を防ぐ

おおよそ体重の2%の水分を失うと、試合中のパフォーマンスが低下すると言われています。汗をかくことによって体温を調節し、血液の循環を円滑に行っているため、身体の水分が足りなくなると、これらの動きに影響が出ます。また、汗によりやミネラルも流れるので、足のつりにも注意しておきたいところです。ハーフタイムやピリオド間などの水分補給の際にはスポーツドリンクも活用し、水分と一緒に失われたミネラルを補給しましょう。練習中は20分おきに水分を補うなど、こまめに補給しましょう。

カリウム・カルシウム・ナトリウム

筋肉の収縮に作用するミネラルです。

 

おすすめのサプリメント

・WPCプロテイン

たんぱく質補給にご活用ください。

・スポーツアンドリカバリー

エネルギー源となる糖質、汗で失われるミネラルや疲労回復に役立つクエン酸、ビタミンCなどを配合しています。

・グルタミン

免疫力の向上に効果が期待されています。

・BCAA

筋損傷の軽減や集中力の向上にお役立てください。

まとめ

・運動強度に耐えられるスタミナが必要

・相手の攻撃に負けない、強い身体を作る

・水分と一緒に糖質とミネラルを摂り、脱水症状や脚のつりを防ぐ

 

 

試合の展開も早く、得点量も球技の中で圧倒的に多いバスケットボールは、その

プレーの華やかさから、スポーツの中でも花形とも言われています。華やかなプレーの裏では運動強度の高さや接触プレーの多さが特徴として挙げられ、フィジカル面での強さや集中力や体力など総合的な体の機能の高さが選手に求められます。パワーもスピードもスタミナも、強いメンタルも基本は日々の栄養補給が大切です。

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