¡Hola!ビーレジェンド松永です。
今回はプロテインを飲むとお腹が痛くなる理由3つとそれぞれの対策方法についてお話ししたいと思います。
目次
- 乳糖不耐症
- 腸内環境の悪化
- 急激なたんぱく質摂取量の増加
- 最後に
乳糖不耐症
一つ目は乳糖不耐症によるものです。
乳糖は牛乳などの乳製品に含まれている糖質の一種です。そしてその乳糖の消化酵素であるラクターゼが欠乏していてうまく働かないことで、消化器官に不具合が出てちょっとお腹ゴロゴロしたり、便がゆるくなったりという症状が出る可能性があります。特に日本人はこのラクターゼが少ない人種で、乳糖不耐症っていうものを持っている方は少なくありません。対策方法としては、牛乳で割る代わりに水や豆乳で割る方法に替えてみる方法をおすすめします。また、WPCのプロテインよりも原因となる乳糖をより多く除去しているため、乳糖不耐症の方にもおすすめしやすいWPIを活用するのもおすすめです。
腸内環境の悪化
二つ目は腸内環境の悪化によるものです。
WPCをはじめとしたプロテインは動物性のタンパク質であり、動物性タンパク質は腸内の悪玉菌と言われるもののエサになる特性があります。悪玉菌が活発になって増えていくと腸内のガスが増え、お腹が張ったりおならが臭くなったりします。腸内環境を健やかに保つために意識していただきたい点は、善玉菌であるプロバイオティクスをとることです。これは乳酸菌やビフィズス菌のことで、摂取することで腸内にある善玉菌の働きを促すことができます。また、プロバイオティクスはタンパク質と相性がいいというような研究報告もあるようです。ヨーグルトや乳酸菌飲料、納豆、漬物、キムチなどに多く含まれていますので、ぜひ意識的に取り入れてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、善玉菌の働きをサポートするプレバイオティクスというものをとっていただくのもおすすめです。具体的にはオリゴ糖や食物繊維のことをプレバイオティクスと呼びます。野菜、果物類、豆類に多く含まれています。
急激なたんぱく質摂取量の増加
三つ目は、急激なたんぱく質摂取量の増加によるものです。
特にWPCのプロテインは動物性のタンパク質ですので、体にとってはお肉やお魚を食べているのと同じ状況になります。急にたんぱく質摂取量を増やした方は胃に負担がかかっている可能性があります。対策としては、一気に1食分を飲むのではなく、半分や1/3程度にして飲んで頂くことも効果的です。また、プロテインを飲む時間の間隔をあけていただくのもおすすめです。なお、食後にプロテインを飲む方もいらっしゃるかと思いますが、食事でもタンパク質をとれている場合はプロテインは食事のあと1,2時間ぐらい空けて飲んでみていただいたり、間食として使用する方が良いかもしれません。
最後に
いかがだったでしょうか。今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。
では、¡Adios!
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