ここぞの時を助ける集中力がアップする栄養素6選
仕事や勉強など日常生活において頑張りたいときってありますよね。
「この仕事は集中しなきゃいけない!」
しかしそうは思っていても集中力が全く続かないのも良くあることです、、
そんなあなたの頑張りをサポートしてくれる栄養素があります。
集中力が必要な時、今回紹介する栄養素を意識して食事を選んでみてください。
脳を活性化させる6つの栄養素
①ブドウ糖
ブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源になる栄養素です。
例えば疲れた時に甘いものが食べたくなることがありませんか?
実はそれ、身体が糖分を欲しているサインの1つです。
ご飯を食べて糖質を身体に入れた後、糖質は体内でブドウ糖に分解されて身体のエネルギー源になります。
ブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源になる栄養素なので、ブドウ糖が十分に摂れていないと脳が自分の持っている力を発揮できず疲労感や怠さといった症状に繋がります。
ブドウ糖は駄菓子のラムネやバナナから摂取することができます。
脳のエネルギー源としてしっかり摂りましょう。
②ビタミンB1
ビタミンB1は糖質の代謝に関わる栄養素です。
食材から摂った糖質を体内で分解・代謝してエネルギー源に変えるためには、「補酵素」と呼ばれるビタミンなどが必要になります。
そして糖質の代謝に深く関わっているのがビタミンB1です。
ビタミンB1を摂ることで脳に必要な栄養素を早く届けます。
ビタミンB1は蕎麦や玄米、ライ麦パンなどの茶色の主食や豚肉に含まれています。
いつもの白米を玄米に変えてみるなど、食事にビタミンB1を取り入れる工夫をしてみてください。
③ビタミンB6
ビタミンB6は脳に身体を動かす指令を出す神経伝達物質の合成に関わる栄養素です。
ドーパミンやアドレナリン、ギャバといった脳内ホルモンの合成時に必要になります。
つまりビタミンB6は脳がスムーズに働くために必要な栄養素です。
ビタミンB6は鶏のささ身肉やレバー、マグロの赤身に多く含まれています。
④カフェイン
カフェインには脳の神経を興奮させて眠気を抑える、疲労感を抑えるといったような覚醒作用があります。
カフェインはコーヒー、ココア、チョコレート、紅茶などに含まれています。
チョコレートの場合は市販のミルク成分が多い甘いチョコレートでは効果があまりないので、カカオ含有量が80%以上のチョコレートがおすすめです。
しかしカフェインは中毒性のある栄養素なので摂り過ぎには注意しましょう。
1日400mg以内が目安です。
個包装になっているチョコレートの場合は5個ぐらい
インスタントコーヒーの場合はマグカップ2杯と半分ぐらいが目安です。
⑤大豆製品
大豆製品には大豆レシチンという栄養素が含まれています。
大豆レシチンには脳の血流を良くして脳の細胞を活性化させる働きがあり、記憶力や集中力を高める効果があります。
また大豆製品は非必須アミノ酸のひとつチロシンを多く含んでいます。
チロシンはノルアドレナリンなどの神経伝達物質の材料となるアミノ酸です。
神経伝達物質があることで脳への指令がスムーズに行われます。
⑥DHA
青魚にはDHAとオメガ3脂肪酸といった栄養素が多く含まれています。
DHAには脳の血流を改善して脳の細胞を活性化させる働き、脳の神経細胞に情報の伝達をスムーズに行う働きがあります。
そのためDHAには記憶力を高める、認知機能の向上に良い影響を与えるという研究結果がでています。
脳の血の巡りが良くなることで脳が元気に働きます。
また細胞が活性化することで情報の伝達がスムーズに行えます。その結果、記憶力の向上のように認知機能に良い影響を与えます。
DHAはサバ、イワシ、サンマといった青魚に含まれています。
サバ缶(水煮、味噌煮)などは調理の手間も少なく取り入れやすいのでぜひ取り入れてみてください。
☆水
栄養素ではないですが、脳がしっかり働くためには水が大切です。
脳の約80%は水分で出来ています。
そのため水分が足りていないと脳も働いてくれません。
脳は水分が足りていないと脱水の症状が出やすい器官です。
水分が十分に行き渡っていないと頭がぼーっとする、頭が重い、活力が出ないといったような症状が表れます。
まとめ
集中力向上をサポートする栄養素
①ブドウ糖
脳のエネルギー源になる栄養素
②ビタミンB1
糖質の代謝に関わる栄養素
③ビタミンB6
神経伝達物質の合成に関わる栄養素
④カフェイン
覚醒作用がある栄養素
⑤大豆製品
脳の細胞を活性化させる栄養素
⑥DHA
脳の細胞を活性化させる
神経伝達をスムーズにする栄養素
☆水
脳がしっかり働くために必要
以上、集中力向上をサポートする栄養素を紹介しました。
集中力を向上させるためには脳の働きを活性化させるなど脳に元気を与えることが大切です。
今回紹介した栄養素は普段の食事からもぜひ摂取していただき、ここぞの時は特に意識して食事に取り入れてみましょう。
普段の食事から頑張れる身体づくりを心がけましょう!