皆さんは、ダイエット中や減量中に「お米やパンなどの炭水化物は食べてはダメだ」と思い込んでいませんか?
実は、ダイエットや原料期間中でもおすすめの炭水化物源があるんです。
そこで今回のブログで紹介するのは、ダイエット向きな炭水化物源としておすすめしたい「さつまいも」です。
さつまいもがダイエッター向けの理由やおすすめの食べ方を動画にも取りまとめているので、是非ご視聴ください!
「さつまいも」がダイエット中におすすめする理由
さつまいもはたんぱく質量は高くありませんが、ダイエットや減量期間に食べて良い理由を紹介します。
①低カロリーなのに腹持ちが良い
さつまいもは100gあたり131kcalと低カロリーな食材となります。
さつまいもは食物繊維が豊富な食材なので、水と一緒に摂ると胃の中で膨らみます。
胃の中で膨らんだ状態が長時間続くためゆっくり消化されます。
このように空腹になりにくいので、「腹持ちが良い」状態がキープされます。
また、食物繊維は腸内の善玉菌を増やす役割を持つので、便秘解消にも役立ちます。
②血糖値の上昇を抑える
食品に含まれる糖質の「吸収の度合い」であるGI値(Glycemic Index)があります。
さつまいものGI値は炭水化物源の中では比較的低い方です。
血糖値の上昇が高い食品である「高GI食品」は摂取した糖質を体脂肪に変える役割を持つホルモンである「インスリン」の分泌を促進します。
GI値が高い食品を摂れば摂るほど、インスリンの分泌量が増えるため体脂肪の蓄積量が増えます。
しかし、摂る商品のGI値が低ければ、多くのインスリンは分泌されないので食事による体脂肪の蓄積量は減ります。
食パンのGI値は91ですが、さつまいものGI値は54です。
さつまいもは低GI食品に分類される食品なので、日頃の食材として摂ってもダイエット面では問題ないのがおすすめできるポイントです。
③腸内環境を整える
さつまいもには皮に「ヤラピン」という成分が含まれています。
ヤラピンは体内で消化されにくい成分ですが、腸の蠕動運動を促進し、排便効果をもたらしてくれます。
また、さつまいもには豊富にビタミンが含まれており、中には腸内環境の改善に大きく関与している因子があります。
ダイエットや減量を進めていくと必然的に食べる量が少なくなるので、便秘で悩まされた経験はありませんか?
さつまいもを食べる習慣を身につけてダイエット中でも排便量をキープするように心がけましょう!
おすすめな食べ方
ダイエットや減量中の貴重な炭水化物源ですが、食べすぎもNGです。
そこで、さつまいもを美味しく、そして効率的に栄養を摂取できるような方法をご紹介します。
①皮ごと食べる
整腸作用のある「ヤラピン」はさつまいもの皮や表面側に多く含まれています。
また、さつまいもには血糖値の上昇を抑える「クロロゲン酸」も含まれています。
皮を剥いてしまうとこれらの栄養摂取量は少なくなってしまうので、皮を剥かずに食べることをおすすめします。
また、皮の部分はしっかり咀嚼しないと飲み込めないので満腹中枢を刺激し、食べ過ぎ防止につながります。
②調理時間を短くする
さつまいもは火を通してしまうと糖度が増すので、GI値が高くなってしまいます。
また、「クロロゲン酸」は熱に弱い性質を持つため、熱を持った調理時間が長ければ長いほど分解されて失われてしまいます。
食事から血糖値の上昇を抑えたいのであれば、調理時間をできるだけ短くするようにしてください!
③冷やす
さつまいもは冷やすことで、ヒトの体内で消化されにくくなります。
消化が遅いことで大腸まで整腸作用のある成分をより多く送り届けることができます。
これらの成分は善玉菌を増やし、腸内環境を整えてくれる効果があります。
また、消化されにくい食品は血糖値の急上昇を抑えてくれるので、糖質摂取による体脂肪増加を抑制してくれます。
焼き芋を作った場合、冷凍することで甘味が増すので、ダイエット中の甘いモノ欲を満たすのにもおすすめです。
まとめ
さつまいもがダイエット中におすすめできる理由として3つあげられます。
- 低カロリーなのに腹持ちが良い
- 血糖値の上昇を抑える
- 腸内環境を整える
また、ダイエット中におすすめするさつまいもの食べ方を今回のブログで3つ紹介しました。
- 皮ごと食べる
- 調理時間を短くする
- 冷やす
さつまいもはスーパーで簡単に安く手に入る食材なので、是非ダイエット食として使ってみてください!
たんぱく質も積極的に摂ることで、さらにダイエットも効率的にできますよ。
おすすめ記事▼
オートミールも「血糖値の上昇を抑える食材」の仲間です。
ダイエットや減量に励まれている方はこちらのブログ記事もチェックして「オートミール」もとり入れてみましょう!
おススメ:オートミールの栄養素とおすすめ調理法