鶏むね肉を焼いて食べるとパサパサして美味しくない…
毎日肉を焼くのが面倒…
- 減量中でもおいしく鶏むね肉を調理したい…
- 今回はそんなあなたの悩みにお応えします。
こんにちは、ビーレジェンド大林です。
トレーニーにとって定番の食材、鶏むね肉
体作りに真剣に取り組む方に食事内容を聞くと必ずと言っていいほど登場する食材、鶏むね肉。
安くて低脂肪高たんぱくなため、たんぱく質のほとんどを鶏むね肉から摂るという方も多いのではないでしょうか?私も1日に600gを食べており、鶏むね肉なしに私の食生活は成立しないといっても過言ではないくらいお世話になっている食材です。
しかしメリットばかりではなく、低脂肪であるがゆえに加熱調理するとパサパサと硬くなってしまうというデメリットもあります。パーソナルトレーナー時代、この食感が嫌で鶏むね肉は食べたくないとおっしゃるクライアント様もいらっしゃいました。
そこで今回は私が実践している、鶏むね肉を柔らかく、しかも簡単に大量調理できる方法を解説します。もちろん鶏むね肉だけでなく牛肉や豚肉などほかの種類の肉にも応用できますので、普段の食事を豊かなものにする参考にしてください。
低温調理器で鶏ハムのような柔らかさ
なんとか鶏むね肉を柔らかく調理したい!という方におすすめなのが、低温調理器です。一定の温度・調理時間を設定し、食材を湯せん調理してくれる器具で、これひとつで簡単に柔らかくておいしい茹で鶏を作ることができます。ボタン操作で調理温度と時間を設定するだけなので簡単に調理できますし、大きな鍋を使えば作り置きも可能です。調理器具が汚れず洗い物が出ないのも面倒くさがりの方にとって非常に魅力的ではないでしょうか。
調理温度と時間の目安としては、
鶏肉・豚肉:63℃で1時間
牛肉:58℃で1~2時間
で私は調理しています。鶏むね肉やササミは1時間加熱すれば十分ですが、豚肉や牛肉は肉の厚さによって調理時間を調整してください。
私は鶏むね肉専用の寸胴鍋を購入し、2週間分程度の食材を一度に調理できるようにしています。
業務用スーパーなどで売られている真空パックに2kg入りになっているものをまとめて購入し、袋に入ったまま5~6袋程度(10~12kg)まとめて調理しています。
こうすることで普段は切って盛りつけるだけで肉を食べられるようになり、真空パック入りのまま調理済みのものを冷凍できるため長期保存も可能です。
低温調理器を導入して以来、仕事のある平日の調理にかかる負担が激減して食事が乱れにくくなりました。
食中毒に注意
低温調理器に限らず、肉を調理する場合は食中毒に注意してください。
特に鶏肉にはサルモネラ菌やカンピロバクターという菌がおり、加熱が不十分だったり消毒が不十分な調理器具を使ったりすると感染の恐れがあります。
豚肉には寄生虫がいる場合もあるため注意が必要です。
低温調理器具メーカーのホームページでは鶏肉、豚肉は63℃で1時間~2時間、牛肉は58℃で1~2時間の加熱時間を推奨しているものが多く、この温度・時間設定ならば問題ないでしょう。
まとめ
- 鶏むね肉は栄養素のバランスが優秀で安価だがパサパサした食感になりやすい
- 低温調理器を活用することで鶏むね肉をおいしく調理することができる
- 食中毒予防のため加熱時間には注意する
減量にしろ増量にしろ、理想の身体に近づくためには食事のコントロールを継続することが大切です。こういった調理器具に頼って負担を減らすことも理想の身体への近道ですので、興味のある方はぜひ購入を検討してみてください。