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コラム

脚トレはやるべきか?脚トレのメリット

筋トレを行う目的は人それぞれ様々あります。
特に男性であれば、たくましい胸板、割れたシックスパック、逆三角形の身体になりたいなど、上半身にフォーカスして筋トレを行っている方も多いのではないでしょうか?
そもそも筋トレにおいて上半身だけを鍛えたいのに脚トレを行うべきか?
今回はそんなついつい避けてしまいがちな脚トレを行うことで得られるメリットについて解説させて頂きます。

脚トレを行うメリット

代謝の向上

まずは代謝の向上です。代謝を向上させる為に筋肉は非常に重要です。筋肉をつけていくということはもちろんですが、筋肉をつけていくことはそう容易いことではありません。ですので、まずは筋肉を動かすという意識が大切になります。筋肉を動かすことで、筋肉中の筋グリコーゲンが消費され、さらに摂取したエネルギーが筋肉に吸収されて蓄えられるという一連のエネルギー代謝がスムーズに循環するようになります。下半身の筋肉は身体全体の筋肉の割合の60%以上を占めています。脚トレを行わないということは、単純にこの筋肉全体の60%が使われていないということになり、下半身の筋肉を動かすことによって得られる代謝循環が行われにくくなります。そういった意味でも下半身の筋トレは代謝の向上に非常に大きく関わるのです。

体脂肪がつきにくい身体になる

上半身だけを鍛えたいという方も理想の身体は体脂肪が少ない身体になりたいと思っておられる方は多いのではないでしょうか?減量やダイエットにおいて消費カロリー>摂取カロリーの収支のバランスが重要ですが、その消費カロリーの60%を占めるのが基礎代謝です。ダイエットや減量を行うにあたって、下半身の筋肉をしっかり鍛えることで下半身の血液循環が良くなり、基礎代謝の向上に繋がります。結果的に体脂肪がつきにくく、体脂肪の燃焼においても脚トレは非常に重要な要素になります。

体幹が安定する

体幹の安定は上半身の筋トレを行う上でも重要な要素になります。脚トレを行う事で、体幹部の安定に繋がり、上半身の種目において、立って行うようなトレーニング種目や、ベンチプレスのような脚を踏ん張って行う種目においても脚トレを行う事で下半身から上半身へ力の連動がスムーズに行え、結果的に上半身の強化に繋がります。そういったことから上半身種目の重量などで伸び悩んでいる方などは、脚トレを行って頂くことで現状のトレーニングボリューム(重量×回数×セット数)トレーニング強度が伸びやすくなる可能性もありますので脚トレを取り入れて頂くことをおすすめします。

体力、精神力がつく

皆さんは脚トレと聞いて最初に何を思いますか?大半の方は「きつい」と思い浮かぶのではないでしょうか?脚トレの代表な種目であるスクワットを例にしても一度にたくさんの筋肉が使われます。その結果、全身の血流を促し、心肺機能の向上にも繋がり、トレーニングを実施するそもそもの体力面の強化や、「きつい」と感じる脚トレに向き合うといった、メンタル面の向上に繋がります。そうすることで上半身の筋トレの粘り強さや集中力が向上し、結果的にトレーニング全体の強度が上がるきっかけになります。

見た目のバランスが良くなる

バランスの良い身体は人それぞれ違いがあると思いますが、多くの男性に共通する点として、胸板が厚く肩幅があり、逆三角形でウエストが締まっている身体は憧れる身体だと思います。上半身がガッチリしているのに、下半身が細くバランスがとれていないと全身のバランスが悪く見えてしまいます。ヒップ、脚の付け根や太ももの筋肉が上半身と同様に発達することで、ウエストから下半身にかけてのメリハリができ、全体のシルエットがきれいに見えるといったこともありますので上半身の発達に合わせて下半身も鍛えて頂くと全身の見た目のバランス向上に繋がります。

まとめ

筋トレの目的は人それぞれです。しかし脚トレを行い、全身の筋肉をバランスよく鍛えることでさまざまなメリットがあります。代謝の向上や、筋肉のバランスを整え怪我を予防したり、上半身の更なる強化や全身の見た目にも繋がりますので是非参考にして頂ければと思います。

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