皆さん、トレーニングの調子はいかがでしょうか?
トレーニング器具を使われる際にはそのトレーニングのメリットとデメリットを理解した上で取り組まれていますか?
今回はケーブルマシンを使ったトレーニングを効果的にするための方法に加えて、ケーブルマシンのメリットとデメリットを紹介していきます。
動画をみてイメージをつかみたい方は下のリンク先をチェックしてください!
筋肉の重力と負荷の相関性
まず、筋肉の重力と負荷の相関性に関して、腕のトレーニングの一つであるアームカールで紹介します。
腕の筋肉に最も負荷がかかるときは下の写真のようにダンベルを腹部まであげたときです。
また、イラストのように重力エネルギーが最も高くなっているときと、低くなっているときは筋肉の負荷は低くなります。
収縮ポジションとストレッチポジションで負荷がかかる種目をインクラインベンチを使用した場合を例として説明します。
ベンチに乗ってダンベルを収縮させようとすると、収縮したところで重力が下にかかるように身体をもっていく必要があります。
下の写真のように自分にとって一番負荷がかかる状態を作れば、収縮しきったところでダンベルの重量がかかります。
また、下の写真のようにストレッチで腕の筋肉が伸びきり、重力が下にかかっている状態だと筋肉が伸びてストレッチポジションでダンベルの重量がかかります。
ケーブルマシンのメリット
ケーブルマシンで行うトレーニングのメリットとしては
- 「狙いたい筋肉のポイントに負荷をかけることができる」
- 「筋肉への負荷が抜けないトレーニングができる」
- 「自由自在に収縮ポイントを作れる」
この三つがあげられます。
下の写真のようにケーブルで引くと少し前方から負荷がかかります。
また、もう少し前方の位置で行うと負荷が抜けずに筋肉の最大の収縮ポイントまでもっていくことができます。
また、どの位置からケーブルを引くかによって筋肉への負荷のかかり方が変わってきます。先ほどは立って行いましたが、座って行うこともできます。
すると、身体の正面から負荷がかかる体勢になるのでダンベルで最も負荷が抜けていたポジションで負荷をかけやすく、効果的なトレーニングになります。
ケーブルマシンのデメリット
続いて、ケーブルマシンで行うトレーニングのデメリットを二つ紹介します。
一つ目は「正しいフォームを作ることが難しい」ことです。ケーブルマシンは自由度が高いので間違えたフォームでずっとトレーニングを続けていたトレーニーは多いです。
二つ目はケーブルの摩擦によって「負荷が少し軽減してしまう」ことです。重量を下すときなどに発生しやすいです。
しかし、これらのデメリットを理解した上で、メリットを活かしてトレーニングを進めていくとケーブルマシンで行うトレーニングでも効率よくトレーニングができます!
皆さんもよりトレーニングを正しく、そして楽しんで取り組んでいきましょう!
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