ダイエット中、どんなに食事制限を頑張っても痩せない人は珍しくありません。
以前のブログで、運動習慣が無い人が食事制限だけで痩せようとすると基礎代謝が下がってしまい、「太りやすい身体」になってしまうリスクを紹介しました。
基礎代謝は身体全体で消費される「消費エネルギー」の約6割を占めるので、ダイエットの効率を高めていくためには基礎代謝を下げないことが重要です。
極端な食事制限をしてしまうと、たんぱく質や糖質の摂取不足が筋分解につながり基礎代謝を下げてしまいます。
しかし、極端な食事制限以外の方法にもダイエットがうまくいかないリスクが潜んでいることをご存じでしょうか?
本日のブログでは食事やカロリー制限を続けていても体重が減らない原因を紹介します。
①内臓機能の低下
運動で骨格筋を動かすだけでなく、内臓を動かすためにもエネルギーが使われることをご存じでしたか。
食べ物を消化する時には胃や腸を動かす必要がありますし、身体に血液や酸素を循環させるためには心臓や肺を働かせる必要があります。
ダイエット中のストレスや運動不足は内臓機能を低下させるリスクがあります。
内臓機能を低下させないために適度な運動によるストレスケアを心掛けましょう。
今回のブログでは多くのダイエッターが誤った食事制限で低下しがちな「腸」に着目していきます。
②腸内環境の悪化
ダイエット中に意識してサラダや海藻を積極的に摂っているのに便秘や下痢に悩まされる方は多いのではないでしょうか。
腸内環境が悪化する原因としては主に三つあげられます。
- 慢性的なストレス
- 偏りのある食生活(野菜しか食べないも含む)
- 運動不足
睡眠不足や極端な食事制限によるストレスが蓄積されていくとストレスホルモンであるコルチゾールが分泌され身体がむくむだけでなく、腸にも悪影響を及ぼします。
ネガティブな気分になると下痢や便秘に悩まされた経験はありませんか。「腸は第二の脳」といわれるぐらい腸はメンタルに影響を受けやすい臓器です。
慢性的なストレスを抱えていてお腹がスッキリしない日々が続いている人は適切な睡眠時間の確保や定期的に「チートデイ」を設けるなどメンタル面のケアを行いましょう。
正しいチートデイの行い方▽
また、「乳製品」や「野菜」「海藻」など腸活面で見たら有効的な食品ばかり偏った食生活だと腸内環境が乱れるリスクがあることを以前のブログで紹介しました。
身体に良さそうな食品やメニューは必ずしもあなたの腸内環境を改善するとは限りません!
腸活を意識した食生活を続けているのに「お腹がスッキリしない…」方は食事内容を振り返り、最近食べていない食品や栄養素があれば積極的に摂ってみてはいかがでしょうか。
普段から運動不足だと身体全体の血液循環が運動をしている人と比較すると滞りがちになります。
血液循環が滞ると腸の蠕動運動にも影響を及ぼすため、便秘の原因になります。特に、食事制限だけで痩せようとする方は便秘になる方が多い傾向です。
普段運動をしていない方は一日五分でも良いので運動習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。
カイチョーなダイエット生活を送るために
腸内環境を改善させることで体型もお腹もスッキリした日々を送れます。
以前のブログでダイエットを意識している女性におすすめしたいサプリメントや栄養素の一つに「乳酸菌」や「ビフィズス菌」など善玉菌があげられました。
また善玉菌を摂る際は脂質代謝やたんぱく質代謝を促すビタミンB2やビタミンB6、ビタミンCを摂って身体への吸収度をアップさせましょう。
ビタミン類が豊富に含まれている食品はこちら▽
また、運動習慣を身につけることで身体全体に血液が行き渡り、腸にも必要な栄養素が届くので蠕動運動が改善されます。スッキリしない毎日で悩んでいるダイエッターは是非取り入れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
スランプに陥っているダイエッターにありがちな悩みの一つに「便秘」などスッキリしなくなったことがあげられます。
食事制限や運動不足、ストレスが多い日々が原因で気づかないうちに腸内環境を悪くさせていませんか。
食事内容の見直しや運動習慣をつけることであなたの腸内環境を改善できるかもしれません!
あなたの体型も腸もスッキリできることを祈っています。
おすすめ記事▽
プロテインを飲んでお腹の調子が悪くなった経験はありませんか。
実はというとプロテインは体質によっては消化に負担がかかる飲み物なんです!
こちらの記事を読んで身体の負担を軽減させた飲み方を実践してみましょう。