目の疲れと寝不足を解消する後頭下筋群ストレッチ
しっかり寝ているはずなのに疲れが取れない、、
毎日スマホやパソコンで目が疲れている、、
そのようなときは目に関わっている筋肉をほぐしましょう。
今回は目の疲れを取りながら寝不足を解消できるストレッチを紹介します。
毎日の疲れが気になる人は寝る前に少しだけストレッチをしましょう。
後頭下筋群とは
今回ストレッチでほぐす筋肉は後頭下筋群です。
後頭下筋群は目の裏側にある筋肉です。
具体的には、頭と首の境にある4つの筋肉(大後頭直筋、小後頭直筋、上頭斜筋、下頭斜筋)の総称を言います。
後頭下筋群から身体の後ろの様々な筋肉が繋がっています。
そのため後頭下筋群をほぐすことで目の疲れが取れるだけでなく、周りの筋肉を一緒に緩めることができます。
前回お伝えした通り、首の筋肉が固まると睡眠の質が下がってしまいます。
後頭下筋群を緩めることで、首全体が緩み睡眠の質を上げることができます。
睡眠の質を上げるために後頭下筋群は重要です。
後頭下筋群の緩め方
ストレッチの前に後頭下筋群を緩めましょう。
首と頭の境目の硬い部分に指を引っ掛けることができます。
指が引っかかる部分を押しながらほぐしていきます。
後頭下筋群に指を引っ掛けて頭を上にゆっくり上げて下ろしましょう。
しっかり後頭下筋群を押せていると、ずきっとするような痛みがあります。
「重いなあ」という感覚があればしっかりと緩められています。
後頭下筋群の周りを少しずつ移動させていろんな場所を押していきます。
いろいろな筋肉が集合しているので、1か所だけをずっと押すよりも少しずつ移動させて筋肉をほぐすほうが効果を得られます。
後頭下筋群の周りの筋肉を全体的に緩められたと感じたらストレッチに入りましょう。
睡眠の質を上げるストレッチ
今回のストレッチは椅子に座って行うのがおすすめです。
脚を開いて行います。
脚を開くことで骨盤が前傾しやすくなります。
骨盤を立てるために足を開きましょう。
しっかり胸を張ります。
胸を張った状態でも首が前に出てしまう人も多いと思います。
その場合は顔を上に向けてから顎だけ引くようにしましょう。
顎を引いた姿勢で胸を張った状態を作ります。
後頭部を支えるように両手を組みます。
肘を閉じていきます。
肘を閉じた後、大きく鼻から息を吸います。
息を吐きながら胸を張ったままゆっくりと頭を前に倒します。
背中が丸まりやすくなりますが、できるだけ背中が丸まらないように胸を張った状態で頭だけ倒していくイメージです。
息を吐きながら行うことで後頭下筋群から始まり筋肉全体を伸ばすことができます。
下ろした頭を手で真下に引くよりも両手で頭を上に引っ張るようにして行うとさらに伸ばすことができます。
まとめ
後頭下筋群は目の裏にある筋肉で、身体の様々な筋肉に繋がっています。
後頭下筋群を緩めることで目の疲れをとること、睡眠の質を上げることができます。
首と頭の境目の硬い部分に指を引っ掛けて押しながらほぐしていきます。
しっかり後頭下筋群を押せていると少し痛みがあります。
一か所だけでなく指を移動させて後頭下筋群周辺をほぐしましょう。
睡眠の質を上げるストレッチ
脚を開いた状態で椅子に座ります。
顎を引いた状態で胸を張って、頭の後ろで手を組みます。
肘を閉じて大きく鼻から息を吸います。
息を吐きながら胸を張ったままゆっくりと頭だけ前に倒します。
以上、睡眠の質を上げるための後頭下筋群ストレッチを紹介しました。
後頭下筋群をほぐすことで睡眠の質を上げ、目の疲れを取ることができます。
毎日5回でもいいのでストレッチをしてしっかりと疲れを取りましょう。