身体の怠さにつながる血行不良を改善する栄養素を紹介
むくみ、肩こり、身体の倦怠感といった身体の不調や顔色が悪い、クマが気になるといった見た目の不調は身体の血流が良くないサインの可能性があります。
毎日デスクワークをしていらっしゃる方や、普段運動をあまり出来ていない方は特にお悩みではないでしょうか。
今回は血行不良を改善するために取り入れたい栄養素を紹介します。
血行不良について
血行が悪くなると、
- むくみ
- 身体のこり
- 身体の倦怠感
- 顔色が悪い
- 目の下のクマ
- 唇が青紫色になる
このような症状が身体に表れやすくなります。
血行不良の原因
- 筋肉量の低下
- ストレス
- 不規則な食生活
- 気温の寒暖差
- 自律神経の乱れ
血行不良はこのような要素が原因になります。
血液は栄養素や酸素を身体の隅々に届ける働きを担っているので、酸素や栄養素が十分に届かないと疲労物質や老廃物が身体に溜まり、むくみや倦怠感などの症状が表れます。
血行改善に役立つ栄養素
ビタミンB1
ビタミンB1は、糖質の代謝を促進する栄養素です。
糖質がうまく代謝されると疲労の原因となる物質が身体に溜まりにくくなります。
ビタミンB1は豚肉、うなぎ、玄米といった食材に多く含まれます。
ビタミンE
ビタミンEには血管の収縮を促す神経伝達物質の生成を抑え、極端に血管が収縮しないようにする働きがあります。
ビタミンEはアーモンドなどのナッツ類、かぼちゃ、アボカド、ツナ缶といった食材に含まれます。
シトルリン
シトルリンはアミノ酸の一種で、スイカやキュウリ、ズッキーニといったウリ科の食べ物に多く含まれます。
血管を広げ、血液の通り道を広くして血流を良くすることに役立つ栄養素です。
クエン酸
クエン酸には血液の酸化を抑え血液をサラサラにする働きがあります。
クエン酸は柑橘系の果物やお酢、梅干しなどの酸っぱい食べ物のほとんどに含まれています。
たんぱく質
たんぱく質は血行改善においてふたつの働きがあります。
ひとつめの働きは血液の成分の材料になる働きです。
血液に乗って栄養素を運んでくれるヘモグロビン、トランスフェリンなどの血液の成分はたんぱく質を材料にしています。
そのためたんぱく質を摂取することは効率よく栄養素を運ぶという点で役立ちます。
ふたつめの働きは質の良い筋肉を作る働きです。
血行不良の原因の一つとして筋力低下がみられます。
筋肉はポンプのような機能を果たしてくれるので血液を送り出すときに役立ちます。
直接的にたんぱく質が血流の改善にアプローチするのではなく、質の良い筋肉を作ることで血流の改善に間接的にアプローチします。
たんぱく質は肉、魚、卵、大豆製品に含まれています。
まとめ
むくみ、身体の倦怠感、顔色が悪いなどの不調は血行不良の可能性があります。
血行不良の原因として、
- 筋肉量の低下
- ストレス
- 不規則な食生活
- 気温の寒暖差
- 自律神経の乱れ
上記が挙げられます。
血行不良を改善するためには
①ビタミンB1
糖質の代謝を促進する栄養素
②ビタミンE
血管の極端な収縮を予防する栄養素
③シトルリン
血管を広げる働きをする栄養素
④クエン酸
血液をサラサラにする栄養素
⑤たんぱく質
血液の成分の材料になる栄養素
質の良い筋肉を作る栄養素
を食事に取り入れましょう。
血行が悪いとその症状から毎日の生活が重だるくなってしまいます。
毎日の適度な運動と、血行不良が気になる人は今回紹介した栄養素を取り入れた食事を意識しましょう。
食習慣から生き生きした毎日を目指しましょう!