クレアチンを摂ると体が浮腫んでしまうのだろうか?
今回はそんなあなたの疑問にお答えします。
運動する際のエネルギーとなり、筋力増強や筋肥大効果からトレーニング愛好家をはじめアスリートまで幅広い人に愛用されているサプリメントであるクレアチン。しかしボディメイク系の大会に出場する人は「クレアチンを摂ると浮腫む」ということを聞いたことがあるいのではないでしょうか。大会前の体力的に厳しい時期にクレアチンを摂りたいけど浮腫むのが怖くて使えないという人もいると思います。また大会には出ないけど減量・ダイエットをしているという人の中にも浮腫みが気になってクレアチンの接種をためらってしまう人もいるのではないでしょうか。今回はそんなあなたのお悩み・疑問にお答えしていきます。
いわゆる「水太り」状態になることはない
結論から言ってしまうと、クレアチンを摂取したところで多くの人が想像する「水太り」のような状態にはならないので、安心してクレアチンを摂っていただければと思います。確かにクレアチンには身体に水を引き込む性質があり、クレアチンモノハイドレートの世界№1ブランドであるクレアピュアのホームページはクレアチン3gにつきコップ1杯の水分摂取が推奨されており、
クレアチンの摂取によって1-3kgの体重増加の可能性が示唆されています。
しかしこの水分は筋肉中に蓄えられるものなのでアスリートにとっては筋肉量が増えるためむしろ良いことですし、体脂肪が増えるわけではないのでこの水分によって太って見えることもありません。クレアチンを摂ったからといって水分でぽちゃぽちゃした見た目になることはありませんので減量中の人もアスリートも安心してクレアチンを摂ってください。
浮腫みは様々な要素が関わるもの
そもそも浮腫みというのは様々な要素が関係するものなので、クレアチンを摂って体重が増えたからといってそれが本当にクレアチンによるものなのか判断は難しいのです。前日の食事内容や身体の冷え、ホルモンバランスなど…。浮腫みやすい体質でクレアチン摂取にとまどってしまうという人はその他の要素に目を向けてみるのも良いかもしれません。
大会前の調整は個人の体質に合わせた摂取を
ボディメイク系の大会出場を目的としている人に関して、大会前のクレアチン摂取は体質に合わせて決めるのが一番ではないでしょうか。極限まで体脂肪を削った大会前の身体はわずかな変化にも敏感に反応するため、筋肉内に引き込まれるとはいえ水分によって筋肉スジ(カット)がぼやける可能性もあります。逆に筋肉が水分で満たされて張った状態になることで見た目が良くなるためあえて大会前にクレアチンを摂取するという選手も知り合いにいます。私は浮腫みやすいタイプであること、筋肉量がそれほど多くないことから大会前にクレアチンを控えていますが、身体の反応は人それぞれですので個人の体質や実際の変化を見て決めるのがよいと考えます。
まとめ
- クレアチンで水太り状態になることはない
- ダイエット目的の人、アスリートは浮腫みを気にせず摂ってよい
- ボディメイク系の大会に出場する人は体質に合わせて決める
クレアチンは非常に効果を体感しやすいサプリメントですので、浮腫みが怖くてクレアチンが摂れなかった人もぜひ試してみてください。