実は栄養価が高くおすすめする意外な食べ物３選
食事管理をしていると少し身体に悪そうな食事が恋しくなるときがありませんか？？
だけどせっかく頑張っているから我慢しなきゃと踏ん張っている方もいらっしゃるかもしれません。
実は一見身体に悪そうに見えるけど栄養がたっぷりな食べ物があることをご存知でしょうか？？
今回はそんな意外性のある食べ物を紹介します。
実は栄養価の高い食べ物
①ピザ
ピザはハイカロリーでジャンキーなイメージがある食べ物の一つではないでしょうか。
しかし実は様々な栄養素を一緒に摂ることができるオールインワンの食べ物なのです。
カロリーは高いですが、のせる具材を工夫することでいろいろな栄養素が摂れるようになります。
まずピザ生地は炭水化物です。
そして具材のトマトやピーマン、きのこなどの野菜からはビタミン、ミネラルを摂ることができます。
肉やシーフード、チーズはたんぱく質になります。
オリーブオイルをかけることで良質な脂質を摂ることができます。
つまりピザは５大栄養素であるたんぱく質、糖質、脂質、ビタミン、ミネラルを一緒に摂ることができる万能な食べ物なのです。
また、ピザソースをトマトソースにすることでさらに栄養価を高めることができます。
トマトは栄養価に優れた万能な野菜です。
血圧を抑制するカリウム、抗酸化作用のあるビタミンCとビタミンE、皮膚の健康や免疫にかかわるベータカロテンがトマトには含まれています。
このようにピザは上にのせる具材を野菜たっぷりにして、ソースにトマトソースを使用することで効率よく栄養を摂ることができる食べ物です。
②肉まん（豚まん）
今回おすすめするのは中の具が豚肉の肉まんです。
豚肉はビタミンB1を豊富に含んでいます。
ビタミンB1は糖質の代謝にかかわる栄養素です。
あんの中には玉ねぎやタケノコも含まれています。
その中でも玉ねぎには「アリシン」という栄養素が含まれています。
豚肉に含まれるビタミンB1とアリシンは相性が抜群で一緒に摂ることでより良い働きをします。
肉まんのカロリーは約200～250㎉でごはんのお茶碗1杯分程です。
肉まんの皮は炭水化物（糖質）をたくさん含んでいますが、実際は糖質約30ｇです。
お茶碗1杯のご飯の糖質は約50～55gなのでご飯１杯分よりも少ないです。
たんぱく質は約8～10g、脂質は約10g以下となっています。
肉まんにはあまり栄養満点のイメージがないかもしれませんが、ひとつひとつの栄養素を見るとPFC（炭水化物、たんぱく質、脂質）バランスは優れています。
コンビニで手軽に買える食べ物なので高校生や中学生の部活終わりのおやつ、塾に行く前の栄養補給におすすめです。
また、糖質とたんぱく質が一緒に摂れるという点で運動している人におすすめな食べ物です。
③チョコレート
チョコレートは甘くてスイーツにたくさん使われている魅惑の食べ物なので、身体にいいというイメージはあまりないかもしれません。
しかし約4000年前には薬としても使用されていた食べ物なのです。
チョコレートが身体にいい理由はカカオに含まれるポリフェノールです。
カカオポリフェノールにはコレステロールの酸化を防ぐ、動脈硬化の予防をするといった生活習慣病の予防には欠かせない働きがあります。
またチョコレートにはテオブロミンという栄養素も含まれています。
テオブロミンは大脳を刺激するため、集中力を高める、記憶力向上の働きを助けるといった効果があります。
チョコレートには約2g以上の食物繊維が含まれています（板チョコ１枚に対し）。
炭水化物は食物繊維と糖質から構成されており、食物繊維は炭水化物から糖質を除いた部分を指します。
食物繊維はエネルギー（カロリー）がないため意識されにくい栄養素です。
しかし日本人の食事摂取基準でも摂取基準量が定められているぐらい大切な栄養素です。
食物繊維の1日の推奨量は男性20g女性18gなので、おやつ感覚に食べたチョコレートで摂取量にアプローチすることができます。
チョコレートからこれらの栄養素をしっかり摂るためには、カカオ含有量が70％以上の高カカオチョコレートがおすすめです。
また食べる量も1口サイズのチョコレートを1日1～2枚を目安にしましょう。
まとめ
実は栄養価が高い食べ物
①ピザ
５大栄養素を一緒に摂ることができるオールインワンの食べ物。
②肉まん（豚まん）
PFCバランスが優れていて、運動している人の栄養補給などにおすすめの食べ物。
③チョコレート
生活習慣病の予防や集中力の向上などの効果が得られる栄養素を含んでいる食べ物。
以上、身体に悪そうに見えて実は栄養価の高い食べ物を紹介しました。
一見身体に悪そうに見える食べ物でも食べ方を工夫したり、ひとつひとつの栄養素に注目したりすると、私たちの身体に必要な栄養素をたくさん含んでいます。
またボディメイクにおいてストレスはよくありません。
自分の好きなものを取り入れることで食事を楽しむことも大切です。
食事管理の方法や食べるものを試行錯誤してストレスなく続けていきましょう。
