皆さんはどのように「腸活」を意識した食生活を送っていますか?
「食物繊維をたくさん摂るためにサラダを毎日三食食べている」「朝起きたらすぐに白湯を飲んで体内に水分を循環させている」と答えられた方おられるのではないでしょうか?
一見、身体に良さそうな習慣ですが、実はというとこれらはあなたの腸を悪くしているリスクがあります!
今回のブログでは多くの人が行っている間違った腸活方法を紹介します。
しかし、「間違った腸活方法」でも一工夫すれば、「正しい腸活方法」になるのでそれも兼ねて紹介します。
①朝一の白湯
起床後、何もせずに水分を摂ってしまうと口内細菌も飲み込んでしまい、腸の悪玉菌増加の原因になってしまいます。
朝起きると、口臭やべたつきが気になりませんか?
寝ている間は唾液が分泌されないため、口内の雑菌が増えてしまい臭いや不快感の原因になってしまいます。
また、これらの雑菌には胃酸で殺菌されない種類も含んでいるので、生きたまま腸に流れてしまいます。
朝一の白湯を飲む習慣がある方は、起床後の歯磨きや舌磨きで口内環境を清潔にしてから白湯を飲むことで腸に流れる雑菌を減らすことができます。
②乳製品の摂り過ぎ
牛乳やヨーグルトを食べ過ぎると、腸に負担がかかり、お腹を下す原因となってしまいます。
どちらも「乳糖」や「カゼイン」と呼ばれる動物性由来の乳製品独自の成分が含まれています。
日本人は欧米人と比べて「乳糖不耐症」や「カゼイン不耐症」によって消化がうまくできない体質を持つ傾向です。
もし、心当たりの症状がある方は牛乳やヨーグルトの摂取量を減らすか、豆乳や豆乳ヨーグルトに代用してはいかがでしょうか?
豆乳や豆乳ヨーグルトは「イソフラボン」「食物繊維」が豊富に含まれており、腸活にも最適です!
③食物繊維の偏り
食物繊維をバランスよく摂らないと、便秘や下痢の原因になります。
毎日、野菜を摂られる習慣がある方は「今の食習慣でお腹の調子が良くなっているか?」振り返ってみてください。
もし、「野菜や海藻など食物繊維を摂るようになってから便の調子が悪くなってきたかも…」と懸念されているのであれば、改善が必要です。
食物繊維には「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」の二種類存在します。
「不溶性食物繊維」に分類される野菜やキノコは便かさを増して固体状にしていく役割を持ちます。
一方で、「水溶性食物繊維」に分類される海藻類は便に水分を含ませ柔らかくする役割を持ちます。
野菜やキノコばかり摂っていると便が固くなり過ぎて便秘や排便時に肛門が痛んでしまう原因になり、海藻類ばかり摂っていると便が柔らかくなり過ぎて下痢の原因になってしまいます。
これらをバランスよく摂ることで、「キレイな便作り」のサポートになります。
さいごに
今回は誤りがちな腸活方法とその対策について以下、三つ紹介しました。
- 朝一歯磨きの後に白湯を飲む
- 乳製品の摂取量を調節するか大豆由来成分に置き換え
- 食物繊維はバランスよく摂る
また、発酵食品である「キムチ」を日頃食べられている方が多いと思いますが、「キムチ」は唐辛子を含むので摂り過ぎると身体に対して「刺激物」になります。
「キムチ」を摂り過ぎると日本人が罹患しやすい胃がんの原因になるともいわれています。
「キムチ」を食べること自体は悪いことではありませんが、量を守ったうえで摂り入れていきましょう!
今回のブログ記事で紹介したことを意識しながら、腸内環境を整えていきましょう。
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腸活は食事からだけでなく、その他の生活習慣からも行うことができることをご存じでしたか?
是非こちらのブログ記事のチェックリストでまず「自分はどれぐらい腸活できているか?」確認してみましょう!