痩せている人と太っている人の食事方法のちがいとして、まず何を思い浮かばれますか?
痩せている人は太っている人よりもあまり食べず、高たんぱくの鶏むね肉や食物繊維が豊富な野菜ばかり摂っているイメージがありますよね。
確かに、痩せている人は食事内容や量も太っている人とはちがいますが、食事に対する意識がちがうのをご存じでしたか。
今回のブログでは是非ダイエットをしている人にはとりいれて欲しい痩せる食習慣や考え方について紹介します。
①摂取カロリーを消費カロリーに置き換える
痩せている人は一食あたりのカロリーを確認した後、「どれぐらい運動したらこの一食分を消費できるか?」を意識しています。
こちらの記事で紹介しているように体重60kgの人が普通の速さで一時間ランニングすると約500kcal消費する計算になります。
一般的に下半身は筋肉が集中している部位であるので、上半身トレーニング→下半身トレーニング→全身を使ったトレーニングの順番に消費エネルギーが高くなっていきます。
痩せている人はトレーニングメニューを考えるときは脂肪燃焼を効率よく行うために下半身トレーニングを重点的にメニューに組みます。
また、痩せている人は自身の基礎代謝も把握しています。
こちらの記事で紹介しているように、基礎代謝とは「生命を維持するために最低限必要な消費エネルギー」のことを指します。
基礎代謝は一人一人の性別や筋肉量、年齢によってちがいがありますが、1日の消費エネルギーの大半を占めているため1日の許容量の摂取エネルギーを考えるうえで重要になってきます。
自身の食事量の摂取カロリーを消費カロリーに置き換えたことが無い方はまず「これ一食はランニング〇時間分」と置き換えてみてください。
「これ食べたらこんなに動かないと完全に消費できないの!?」と驚かされ、よりダイエット意識が高くなるでしょう!
②空腹状態のまま食事を始めない
「お腹が空いた!早く食べたい!」気持ちを抱えたまま食事を始めると食べ過ぎて後悔した経験はありませんか?
「食べ過ぎてしまった」を防止するためには食事を始める前にお腹に少し入れることをお勧めします。
こちらの記事でも紹介しているように、食事会など普段より多く食べる機会に参加する際は空腹状態で参加することを避けましょう。
また、こちらでも紹介してるように空腹状態が長い状態で食事を始めると血糖値スパイクを起こしやすくなり、必要以上に糖を吸収し、体脂肪を作りやすくなってしまいます。
さらに、「少しお腹を空かせた状態」で食事を始めることで脳が正しく判断できる状態になるので落ち着いて食事を始めることができます。
お腹を少し満たす食材としてはこちらのブログで紹介しているようにダイエット向けのおやつや1食分のプロテインを摂ってみてはいかがでしょうか?
「いただきます」の前に時間に余裕があれば、間食を有効活用しましょう。
③食事は「空腹を満たす」ため
食事は満腹になるまで行うのではなく、あくまでも自分の空腹を満たすために食事をしている感覚を身につけましょう!
最近、フィットネス系のSNS投稿では健康のための食習慣の一つに「腹八分目」「腹六分目」がとりあげられています。
成長期の子どもや妊娠中、ある程度重量が必要なスポーツ選手ではない限りは食事はあくまでも「空腹感を解消するため」に行いましょう。
「お腹パンパンで苦しい」まで食べるのではなく、「空腹じゃなくなってきたな」というところで食事をやめる習慣を身につけましょう。
お腹の限界まで食べるよりかも適度な量で抑える方が消化不良を起こさず、栄養素を効率よく吸収できるのでおすすめです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
確かに痩せている人は食事の質を意識していますが、それだけでなく、消費カロリーの考え方や食事の仕方にも一工夫入れていることがお分かりいただけたと思います。
- 摂取カロリーを消費カロリーに置換
- 空腹状態のまま食事を始めない
- 食事は「空腹を満たす」感覚を身につける
ダイエットが停滞している方は是非この三つの意識を身につけてみてはいかがでしょうか?
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