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ボディビルダーが教える、筋肉がつかない本当の理由9(前編)

本ブログをクリックしたということは、おそらく何かしらの理由で「筋肉」や「ダイエット」ということに少なからず興味があるのではないでしょうか?特に「筋肉をつける」ことに関して、特に興味があるのではないでしょうか?わたしもボディビル大会でよい結果を出すために、喉から手が出るほど欲しいのが筋肉です。しかし、日夜ジムに行ってベンチプレスをぶち上げたり、味よりもタンパク質量を気にして食事をしたり、筋肉痛で歩けなくなって約束の時間に遅れたり(実話。それも頻繁に汗)、筋肉にいろいろ捧げてきたにも関わらず、思うように筋肉がつかない。そんな想いはないですか?今回は「筋肉がつかない」というお悩みに対して考えていきたいと思います。書いていたら長くなってしまったので、前後編の二部構成です。

1.まずはじめに

 

1 筋肉がつかない本当の理由

ブログタイトルを見て、皆さんはおそらくこのブログがどのような内容なのかを想像するかと思います。休養が足りない栄養が足りない、このような項目を想像した方が多いと思います。確かにボディメイクにおいては、運動、栄養、休養の3要素が不可欠ですので、この2項目は間違いではありません。しかし、私が直接さまざまなトレーニーの方とお話しをしていく中で、この2項目において足りないのではないか?」と思う方はそこまで多くありません。今回はこの実体験を踏まえて、休養と栄養が足りているけど筋肉が大きくならない場合に限定して言及していきたいと思います。最初にはっきりさせておかなければいけないのは、「トレーニングの効果は体質等によって個人差が大きい」ということです。筋肉がモリモリつくタイプの方というのは確かに存在します。しかし、全員がその方と同様のスピードで筋肉がモリモリつくわけではありませんので、ご自身の中の成長曲線をさらに上向きにしていくという気持ちで読んでいただければ幸いです。

2.結局のところ、筋肉がつかない本当の理由はたった一つ!

最初に結論を申し上げますと、トレーニング強度が低いからです!この言葉を聞いて、あなたはピンときますでしょうか?もしかしたらピンと来ていないかもしれません。それもそのはず。強度の高低は自分自身では気づきにくいのです。これから挙げる9項目は、トレーニング強度にセーブをかけている可能性がある項目です。これら9項目の見直しを行えば、今より確実にトレーニング強度は上がっていることでしょう!

3.トレーニング強度が低い9つの理由

理由1:トレーニングの追い込みが足りない

トレーニングで追い込むという行為がどの程度のものなのか。この言葉が持つ意味は非常に曖昧です。対象筋が疲労してきた呼吸が上がって苦しくなってきた等、人それぞれである上に、部位や種目によってもばらつきがあります。しかし本来の追い込みは、同じフォームで「動かなくなる」ところまで実施する、もしくは「動かなくなった」ところから、何らかの方法で無理やりセットを継続した後の状態までを指します。この状態をよくオールアウトと表現しますね。動かない状態から無理やり動かす何らかの方法とは、スポッターによる補助、もしくはほかの筋肉を関与させるチーティング、数秒の短い休息を挟むレストポーズといったテクニックが該当します。各種テクニック使用の有無はさておき、まずは挙上の動作が出来なくなるところまでセットを続けることを目標にするとよいでしょう。
簡単に書きましたが、キツくてもフォームを崩さずにセットを投げ出さずに継続するのは、精神的にも肉体的にも技術が必要です。日々のトレーニングの中で追い込む練習を継続しましょう!

理由2:効かせるトレーニングに偏っている

効かせるという言葉についても、本質を考えていく必要があります。効いている/効いていないという定は、狙った対象筋を疲労させることが出来ている/出来ていないということであり、フォームが適切であるという指標となります。しかし、疲労を感じるけど動かせなくなるほどの疲労ではありません。この状態では筋肉の発達はゼロではないにせよ、オールアウトさせた状況との比較をすると、オールアウトさせたほうが筋肥大効果は高まります。効かせることはすべての種目において大前提で、効いている上で如何にオールアウトさせるかを重要視してトレーニングをしましょう。

 

理由3:重量/回数の更新を目指していない

リーンゲインズ 負荷を増やす 漸進性の原則

もしあなたが現在50kgのベンチプレスを10回やっと挙げることができたとします。毎回のトレーニングで50kgを10回挙げ続けると、当初やっと挙げていたものが楽に挙がるようになるはずです。50kgを10回楽に挙げることが出来るだけの筋肉がつけば、それ以上の筋肉は身体が無駄と判断し、筋肉量は頭打ちになります。ある重量を決められた数だけ挙げられる身体を手に入れてしまえば、さらに重い重量を同じ数だけ、もしくは同じ重量でさらに多くの回数を目指さなければ、さらに大きな身体を手に入れることは難しくなります。固定の重量、回数でトレーニングを継続するのではなく、重量/回数を毎回のトレーニングで更新する気持ちで取り組みましょう!

理由4以降は後編に続きます。
https://belegend.jp/article/communication/9180

 

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