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ボディビルダーが教える、筋肉がつかない本当の理由9(後編)

皆さんこんにちは。今回は筋肉がつかない本当の理由を考えていきます。理由の1~3はボディビルダーが教える、筋肉がつかない本当の理由9(前編)をご覧ください。それでは筋肉がつかない本当の理由の4番目からスタートです!

理由4:トレーニングに集中していない

前編にて述べた「追い込む」という行為。対象筋が動かなくなるまで動作を続けるということなのですが、文章として書くと「それだけか」と思えてしまう位シンプルな表現なのですが、実践するとなるとそうはいきません。対象部位に疲労がたまってくると、動かすことに痛みが伴います。人間は本来、痛みという刺激に対して回避しようとします。しかしその衝動を理性が押さえつけるという、いわば異常な状態を作り出すためには、高い集中力なしにはほぼ不可能です。毎回~毎セットごとにそのような状態を作るのは、集中力を高める練習が必要といわれています。インターバル中から集中力を高めて気持ちを作る練習継続していきましょう。おそらくセットごとにオールアウトしていれば、インターバル中は回復に精一杯になると思います。回復をさせた上に気持ちを作る。インターバル中も結構忙しくなりますよ(笑)

理由5:トレーニングの頻度が高い

私は学生時代、時間があることをいいことに、毎日朝晩ダブルスプリットでトレーニングに励んでいました。当時は元気だったので何も問題を感じなく継続していましたが、今振り返ると1回1回のトレーニング強度はそこまで高くありませんでした。逆に先述のオールアウトを大原則としたトレーニングを高頻度で行うと、疲労の回復が追いつかず、学生時代の私のように強度の低いトレーニングしか実施できなくなってしまいます。ナチュラルでボディメイクを行う際は、その辺に留意してトレーニングルーティンを組む必要があります。逆に言うと、高頻度でトレーニングが実施できているなら、まだまだ1回のトレーニング強度を上げる可能性を秘めているといえるでしょう。

理由6:種目の変更が多い

リーンゲインズ 基本動作

新たに始めた種目は動作の不慣れさも伴い、導入の初回から強度を最大限にするのは難しく、ある程度時間をかけてしっくりくるフォームの構築と強度の向上を目指す必要があります。俗に「種目をやりこむ」と言われますが、前編で述べた重量/回数の更新について、本当に更新を目指して高強度を目指すには、この「やりこみ」が不可欠です。種目の変更が多いと種目を「やりこむ」ことが出来ず、トレーニング強度を上げきることが困難になります。種目変更のスパンについては人によってまちまちですが、私の場合だいたいその年のボディビル大会が終了した際に種目を見直すため、1年に1~2回ほどの変更に留まります。

理由7:避けている基本種目がある

リーンゲインズ 負荷を増やす 漸進性の原則

初心者の方で特にスクワット、デッドリフト、ベンチプレスのような基本種目に多いのですが、取り組み始めてフォームが固まらないうちに、「対象筋に効かない」や「痛みが出る」といった理由でその種目を切ってしまうケースをよく見かけます。体形の特徴で種目の向き不向きがあるのは事実ですが、その検討をするよりも先に、対象筋に効き、痛みが生じないフォームの構築を行うのが先決です。基本種目とは、これまでの歴史の中で、効果の高さから基本種目に定着しているわけです。本来効果が高い種目をみすみす切ってしまうのは、非常にもったいない行為なのです。トレーニング上級者の方が、基本種目をやりこんだうえで応用の種目に変更するというのはありかと思いますが、基本種目のやり込みが浅いうちは、フォームづくり(指導者の方に教えを乞うのも吉)を行ったうえでやりこむことに時間を費やすほうが賢明といえるでしょう。

理由8:目標設定が甘い

リーンゲインズ 難しい

これは特にボディビル系の大会に出場している方に特化している話なのですが、例えばボディビルの都道府県チャンピオンになるという最終目標を立てるとします。しかし実際は、この目標を掲げた方は優勝を逃してしまいます。絶対にそうだというわけではないのですが、そういうケースが実際に多いようです。ではどんな目標を掲げた方が優勝するのか。それは都道府県大会よりもさらに大規模な大会(ブロック大会、日本大会)での優勝を見据えている方です。JBBFでいうとボディビルなら日本選手権や日本クラス別選手権、フィットネス系ならグランドチャンピオンシップやオールジャパンで優勝をされる方は、世界大会での活躍を目標に据えているかと思います。トレーニングの質を高めるためには、ご自身のレベルに合わせた目標よりも、少し高い目標を設定するとよいでしょう(ご自身のレベルに対して高すぎる目標は、現実味がなくNG)。

理由9:そもそもそんなに簡単に筋肉はつかない

トレーニング強度の話とは外れるのですが、ナチュラルでボディメイクを行う場合、目に見えていきなり筋肉がモリモリつくことはあり得ません。いきなり劇的にマッチョになることを期待するより、半年~一年継続したうえで、トレーニング開始時の写真と現在を比較して、初めて「なんとなく身体つきが変わったな」と感じるくらいだと思っておいたほうが賢明です。徒に期待値が高いと、それを下回るとがっかりしますよね(笑)。見た目の変化のみをモチベーションにするのは、実際発達に気づかない箇所もある等、結構不安定かと思います。ここでおすすめなのは、挙上重量/回数の向上をモチベーションとする方法です。調子の良し悪しも影響しますが、見た目よりもはっきり数値でわかるため、何となく継続するということも無くなります。

4.まとめ

今回は筋肉がつかない本当の理由というテーマで、特にトレーニング強度が低い原因について考えていきました。食事や睡眠ももちろん大切なのですが、特に改善の余地が大きいのがトレーニング強度だと思います。トレーニング強度を上げるということは、その分トレーニングがキツくなります。しかし、キツさを追求(勿論適切に)していくことで、結果が返ってくるのがトレーニングの良いところです。是非少しずつでもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

前編はこちら
https://belegend.jp/article/communication/9178

 

  • 記事を書いたライター
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