筋トレ後にたんぱく質を摂れば筋肥大できるの?
トレーニング後にプロテインを飲めば筋肉痛を防げるの?
筋肥大におすすめなプロテインの飲み方は?
今回はそんなあなたの疑問にお答えします。
こんにちは、ビーレジェンド大林です。
今回は
「筋トレした後にたんぱく質を摂ることで筋肉の成長と筋肉痛の抑制をおこなえるのですか?」
と質問をいただきましたので、これにお答えします。
トレーニング後のたんぱく質摂取は身体づくりに効果的だが一日トータルでの食事内容が重要
運動後は身体が最も栄養を必要としているタイミングですので、トレーニング後にプロテインや食事でたんぱく質補給をすることは筋肉を成長させるために有効です。
しかしトレーニング後だけたんぱく質を摂ればよいというわけではなく、一日を通してたんぱく質をしっかり摂ることがおすすめです。体重1kgにつき2gのたんぱく質量を目標にするとよいでしょう。
残念ながらトレーニング後のたんぱく質摂取と筋肉痛にはあまり関係はありません。ただし一日に必要なたんぱく質量を摂取することで筋肉痛からの速やかな回復が期待できます。
トレーニング後は最も栄養が必要なタイミング
運動中には食事をとることができませんので、基本的にはトレーニングが進むにつれて身体からエネルギーが消費されていきます。
筋肉を成長させるために激しいトレーニングを行えば筋肉に疲労が蓄積されていくため、エネルギーを補給して筋肉を回復させるために身体は栄養を必要とします。
そのため、一日の中で最も栄養が必要といえるトレーニング後に食事やプロテインでたんぱく質を補給することは、身体づくりに効果的なのです。
一日トータルでのたんぱく質摂取が重要
だからといって、「トレーニングした日だけプロテインを飲めばよい」「トレーニング後の食事だけたんぱく質をたくさん摂ればよい」というわけではありません。
効率よい筋肉の成長のためにはトレーニングする・しない関係なく一日を通して合計「体重×2g」のたんぱく質を確保したうえでトレーニング後に速やかにたんぱく質を摂取することが重要です。
例えば体重70kgの方なら、朝・昼・晩の食事で40gずつたんぱく質を摂り、トレーニング後または間食にプロテインで20gのたんぱく質を摂るという食事内容で「体重×2g」のたんぱく質140gを摂ることができます。
そのため、一日を通してたんぱく質をしっかり摂ることと、トレーニング後にたんぱく質を摂ることの2点を意識して食事やサプリメントを考えるようにしましょう。
理想的な栄養バランスに関してはこちらのYouTube動画を参考にしてください。
たんぱく質の摂取と筋肉痛はあまり関係がない
トレーニング後のたんぱく質摂取と筋肉痛についてはあまり関係がないといえます。
というのも実はまだ筋肉痛がなぜ起こるのかはっきりと分かっていない部分が多く、筋肉痛を防ぐための対策も断定的なことは言えないのです。
現在の理論では、慣れない運動をしたり筋肉がストレッチされた状態で力を発揮するようなトレーニングをしたりすると強い筋肉痛が起きるといわれていますので、トレーニング後のたんぱく質摂取はそれほど関係がないとかんがえてよいでしょう。
しかし、一日トータルで必要なたんぱく質が摂取できず栄養不足の状態にあると筋肉痛が出やすくなる可能性もあるため、一日を通してたんぱく質をしっかりと摂るようにしましょう。
まとめ
- トレーニング後のたんぱく質摂取は身体づくりに効果的
- 一日を通したたんぱく質摂取が重要
- トレーニング後のたんぱく質は筋肉痛とあまり関係がない
必要なたんぱく質を摂るためにはこまめな栄養補給が必要。一日のスケジュールによっては食事をとることが難しい場合もありますので、プロテインを活用して栄養補給するのをおすすめします。