お餅を食べただけでは太らない!筋トレと相性抜群の食材【お餅】の活用法を解説
お餅を日常的に食べている人は少ないものの、年末年始のお雑煮やおしるこなど、日本人にとってはなじみ深い食材です。
もち米が原料のため、お餅に対して「高カロリーでダイエットには向かない」「食べたら太ってしまうのではないか」といったイメージを持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのようなイメージとは裏腹に、お餅はダイエットにも利用できる、筋トレとの相性が良い食材なのです。
今回はそんなお餅の活用法を解説します。
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お餅を食べただけで太ることはない
体重や体脂肪の増減は摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスで決まるため、お餅を食べただけで太ることはありません。
むしろお餅の主な成分である炭水化物(糖質)は活動するためのエネルギー源となるため、制限しすぎると頭がうまく働かなかったり代謝が落ちて思うように体脂肪が落ちなかったりします。
そのため、適量を食べるようにすれば代謝を落とすことなく減量できるためお餅を食べて太る心配をしすぎる必要はありません。
お餅はトレーニングにおすすめのエネルギー源
ご存じの通り餅はもち米を加工したものですが、白米として私たちが食べている「うるち米」とは少し特徴が異なります。
もち米もうるち米もでんぷんが主成分ですが、うるち米は「アミロース」が2割、「アミロペクチン」が8割と、2種類のでんぷんが含まれています。
一方でもち米はアミロペクチンが10割を占めており、このアミロペクチンが餅特有の粘りを生み出しています。
アミロペクチンはアミロースに比べて消化が速いため、速やかにエネルギー補給したいときに餅は最適な食材なのです。
ボディメイク競技者の中にはその特性を活かして大会前のエネルギー補給に餅を食べる選手も多くいます。
小分けにして長期保存が可能
また、お餅は長期保存がきくため、ストックしておくとお米やパンなどの主食を切らしてしまったときに便利です。
お餅を保存食として常備しておくことで高カロリーのお菓子やカップ麺などを買い食いしてしまうリスクを減らすことができ、ダイエット中の食事管理にもおすすめです。
おすすめのお餅活用法
お餅は消化が早く素早くエネルギーになるため、トレーニング前後の栄養補給におすすめです。
小分けにして袋詰めされている丸餅や角餅をトレーニング前に1~2個、トレーニング後に2~3個食べるのをおすすめします。
1個当たり約30gの糖質が取れますので、ダイエット中でも初夏の食事を調整しながら無理なく続けることができます。
まとめ
- お餅を食べただけで太ることはない
- お餅は消化が早く素早くエネルギーとなるため筋トレと相性が良い
- 角餅や丸餅をトレーニング前に1~2個、トレーニング後に2~3個食べるのがおすすめ
個人の体質によて合う食材、合わない食材が違うためすべての方に最適なわけではありませんが、お餅は確かに優秀な炭水化物源です。興味のある方は年末年始だけでなく普段からぜひ餅を活用してみてください。