ダイエットをするときに知っておきたいトレーニングについて
ダイエット目的のトレーニングを行うときどのような点からメニューを選んでいますか?
実はトレーニングについて理解しておくことで効率よく体脂肪を減らすことができます。
今回は効率よく痩せるために知っておきたいトレーニングの知識をお伝えします。
普段のトレーニングに少し余裕が出てきた方、もっと効率よく痩せたい方は是非読んでください!
トレーニングについて
筋肉はここを鍛えたらいいというものはなく、全身を鍛えるのがベストです。
実は普通の人が想像するような
「二の腕のトレーニングを頑張ったから二の腕だけどんどん細くなる」や
「腹筋を頑張ったからお腹周りの体脂肪だけどんどん取れて絞れていく」という「部分痩せ」は不可能に近いものです。
体脂肪は運動と食事のカロリー制限を組み合わせて、消費カロリーが摂取カロリーを上回る状態を作ることで全身均等に落ちていきます。
つまり特定の筋肉を鍛えて鍛えた場所が痩せていくのではなく、全身の筋肉を鍛えてよりたくさんカロリーを消費することで全身の体脂肪を均等により早く落とすことができます。
また、そうすることで気になる部分の体脂肪もより早く落ちていきます。
「コンパウンド種目」を中心にトレーニングする
実際に全身の筋肉を鍛えるためにはコンパウンド種目がおすすめです。
コンパウンド種目とは多関節種目のことで1つの動作で2つ以上の関節が動くトレーニングのことです。
具体的には腕立て伏せ (肩の関節、肘の関節)やスクワット(膝の関節、股関節)があげられます。
コンパウンド種目の反対は1つの動作で1つの種目しか動かないアイソレーション種目(単関節種目)です。フレンチプレスなどのトレーニングがあります。
多関節種目がいい理由
関節は筋肉によって動かします。そのため1度の動作で動く関節が多ければ多いほどよりたくさんの筋肉を一度に鍛えられます。
効率よく全身の筋肉を鍛えることができれば、効率よく体脂肪を落とすことにつながります。
大きな筋肉を鍛える
トレーニングを選ぶときに大きな筋肉を鍛えるメニューを選ぶこともおすすめです。
大きな筋肉を鍛えることで一度の動作でより多くのカロリーを消費してくれます。
身体の中で1番大きな筋肉は大腿四頭筋という前ももの筋肉です。
2番目に大きな筋肉は大殿筋というお尻の筋肉です。
3番目に大きな筋肉は三角筋という肩の筋肉です。
3番目に大きい筋肉として肩の筋肉を思い浮かべる人は少ないと思います。
肩の関節は自由に動く分複雑な構造をしており、その関節を支えるためにかなりの筋肉量が必要になります。そのため肩の筋肉が3番目に大きい筋肉になります。
肩の筋肉は上半身のコンパウンド種目のほとんどで使われる筋肉なので、効率よく体脂肪を落とすには取り入れたいメニューになります。
他にも、スクワットはダイエットトレーニングにおすすめです。
お尻の筋肉と太ももの筋肉を1度に鍛えてくれるので、ダイエットに効く筋肉を効率よく鍛えることができます。
まとめ
・ダイエット目的のトレーニングでは、部分的に鍛えるのではなく全体的に鍛えることでカロリー消費量を増やすことが効率的。
・全身の筋肉を鍛えるためにはコンパウンド種目と大きな筋肉を鍛えるトレーニングを取り入れる。
コンパウンド種目は1つの動作で2つ以上の関節を動かすことができるので効率よく全身の筋肉を鍛えることができる。
大きな筋肉を鍛えることで一度の動作でより多くのカロリーを消費することができる。
太ももの筋肉、お尻の筋肉、肩の筋肉が大きい。
・スクワットやダンベルを使ったトレーニングがおすすめ。
以上、今回は効率よく痩せるためのトレーニング知識をお伝えしました。
普段のトレーニングに二つの要素を取り入れることでよりトレーニングの効果を感じられます。
コンパウンド種目はより多くの関節を動かす分しっかり理解しながら取り組むことが大切です。
トレーニングに慣れてきたら今回お伝えした内容を取り入れてみてください。
効率よくトレーニングに取り組み達成感を味わいながら自分の変化を楽しみましょう!