空腹状態で有酸素運動を行うと効率よくダイエットできるのか解説します
ダイエットや減量の際に、体脂肪を落とすために有酸素運動に取り組む方も多いと思います。
確かに有酸素運動で消費カロリーを増やすことはダイエットに効果的ですが、有酸素運動のタイミングについて誤解している方がまだまだ多くいらっしゃいます。
そこで今回は空腹状態でやる有酸素運動と食事を取った後にやる有酸素運動で、どちらがダイエットに効果的なのか、体脂肪の燃焼に効果的なのか解説します。
空腹状態で行う有酸素運動が効果的に感じる理由
ボディビルダー等の競技者が発信している減量ルーティン動画を見ると、朝起きた直後に空腹状態で有酸素運動に取り組んでいる様子をよく見かけます。
すごい身体をしている人や憧れの選手が空腹状態で有酸素運動をやっているのを見ると、「自分も空腹状態で有酸素運動をしないといけないのか」と考える方もいらっしゃるかと思います。
空腹状態でエネルギーが少ない状態で有酸素運動を行うと、足りないエネルギーを体脂肪で補うために体脂肪の燃焼が促進され、ダイエットが効率よくなると感じる方もいらっしゃるでしょう。
空腹状態かどうかはダイエットの効率に関係ない
実は空腹状態で有酸素運動をやるか、食後にやるかで体脂肪を燃焼効率は変わらないという研究結果がでています。
そのため、空腹状態か食後にやるかというタイミングというよりも、一日の中でどれだけ食べてカロリーを消費するかというカロリー収支が大きく体脂肪の燃焼に重要なのです。
つまり、空腹を我慢しながら有酸素運動を行う優位性はなく、食後にリラックスした状態で行っても全く問題はないのです。
継続しやすいタイミングで有酸素運動を行うのがおすすめ
無理に空腹状態で有酸素運動を行ってもダイエットにメリットはないため、あまりタイミングを気にせず続けやすいタイミングで有酸素運動に取り組むのがおすすめです。
朝はゆっくり寝て出勤し、お昼休みのランチ後に気分転換がてら散歩しながら散歩するのも良いですし、夜ご飯を食べた後にリラックスして夜の空気を吸いながら散歩するのも良いと思います。
何よりも継続して取り組めるのが重要ですので、ご自身のライフスタイルや好みに合わせて有酸素運動を取り入れていただき、無理なくダイエットに取り組んでください。