最近身体が固くなったと感じることはありませんか??
足腰やお尻、背中の筋肉のコリは股関節が原因かもしれません。
股関節は私たちの立つ・座る・歩くといった動作に関係しています。
そのため股関節が硬くなるとさまざまな身体の不調につながります。
今回は股関節を柔らかくするストレッチを紹介します。
股関節を柔らかくする理由
股関節は胴体と両脚を繋いでいる関節です。
また脚を使った動作に関わる靭帯や筋肉がたくさん付いています。
そのため負担が大きく、身体のさまざまな不調につながりやすい関節です。
股関節が硬くなる原因
股関節が硬くなるのは座っている時間が長い、姿勢が悪いといった日常生活の習慣が原因です。
股関節が硬くなることによって発生する影響
股関節が硬くなると
血行不良(身体の冷え、むくみ)
歩幅の低下(ケガのリスク)
疲れやすくなる
身体の歪み
代謝の低下
といった様々な身体の不調につながります。
これらの不調を予防するために股関節を柔らかくすることが大切です。
股関節が柔らかくなるストレッチ
①ストレッチ1(40秒)
股関節の可動域を広げます。
両手を後ろに着けてバランスを取りながら左右に股関節を動かします。
両膝を地面につけるイメージで動かすと股関節がしっかり動きます。
両膝が地面につかない人がほとんどだと思いますが、つかなくても大丈夫です。
また左右差も気にしなくて大丈夫です。
それぞれ続けていくうちに可動域が広がります。
両膝が地面についているときに息を吐きましょう。
〈20秒休憩〉
②ストレッチ1・2セット目(40秒)
〈20秒休憩〉
③ストレッチ1・3セット目(40秒)
〈20秒休憩〉
④ストレッチ2(40秒)
背中は丸まらないように胸を張り足の裏をくっつけて膝を外に広げます。
両膝を細かく揺らしましょう。
股関節が固いと足を開くのが難しいです。
無理に開けなくて大丈夫ですので、開く意識だけもちましょう。
続けていくうちに膝が地面と近づいてきたらOKです。
呼吸を忘れないように可動域を広げる意識で行いましょう。
〈20秒休憩〉
⑤ストレッチ2・2セット目(40秒)
〈20秒休憩〉
⑥ストレッチ3・右(40秒)
足を前後に開き右膝を立て左膝は地面につけます。
前に重心をかけて後ろに戻します。
ダイレクトに股関節を伸ばすので、無理やり伸ばそうとするとケガにつながります。
無理やり伸ばすのはやめましょう。
前に重心をかけるときに息を吐いて後ろに戻すときに息を吸います。
バランスが必要なストレッチでもあります。
バランスがとれるようになれば体幹が鍛えられているということです。
胸を張った姿勢で、胸式呼吸で行いましょう。
〈20秒休憩〉
⑦ストレッチ3・左(40秒)
足の前後を入れ替えます。左膝を立て、右膝は地面につけます。
〈20秒休憩〉
⑧ストレッチ3・右・2セット目(40秒)
〈20秒休憩〉
⑨ストレッチ3・左・2セット目(40秒)
〈20秒休憩〉
⑩ストレッチ4(40秒)
腕立て伏せの形を作ります。手は少し広めに置きましょう。
右足を右手まで、左足を左手までと交互に足を前に踏み出します。
手に届かなくても大丈夫なので、出せる最大の位置までリズムよく伸ばしましょう。
足を前に出すときに息を吐いて後ろに下げるときに息を吸います。
急に身体を動かすので呼吸が乱れやすいですが、最後まで呼吸のリズムは意識しましょう。
〈20秒休憩〉
⑪ストレッチ4・2セット目(40秒)
疲れてきても足を踏み出す位置が浅くならないようにしましょう。
まとめ
股関節は座る・立つ・歩くといった動作に必要な関節。
座っている時間が長い、姿勢が悪いと股関節が硬くなる。
股関節が硬くなると血行不良による冷えや、歩幅の低下、身体の歪みなどの不調につながる。
以上、股関節を柔らかくするためのストレッチを紹介しました。
股関節は負担が大きく、日常生活の中で硬くなってしまいます。
股関節が硬くなると生じる不調はお伝えした通り複数にわたります。
私たちの基本の動作に関わってくる大切な関節なのでしっかりストレッチを行いましょう。
いつまでも元気で健やかに過ごすために身体のケアを大切にしましょう。