「プロテイン」といえばミルキーな乳飲料のイメージを持たれている方が多いと思います。
しかし、最近は動物由来成分を一切使っていない「ヴィーガンプロテイン」が増えてきていることをご存じでしょうか?
今回のブログ記事では「ヴィーガンプロテイン」の概要や飲む上でのメリットとデメリットについて紹介します。
ヴィーガンとは?
「ヴィーガン」とは「動物由来成分が含まれている食品を摂取しない人」を指します。
牛肉や鶏肉だけでなく、ヴィーガンは卵製品や乳製品、蜂蜜を口にすることも避けます。
また、食事内容だけでなく、ヴィーガンによっては衣類や日用品も動物性のものを使うことを避けます。
このように、ヴィーガンは完全菜食主義者の生活を送っている人のことを指します。
ヴィーガンプロテインとは?
「ヴィーガンプロテイン」とは動物由来成分を一切含んでいない植物由来成分のみでできているプロテインです。
「ホエイプロテイン」や「カゼインプロテイン」の主原料は牛乳ですが、「ヴィーガンプロテイン」の主原料はインゲン豆や大豆、玄米など植物性たんぱく質を含んでいる食品が使われています。
また、「ヴィーガンプロテイン」は人工甘味料や香料など、多量の摂取を推奨されていない食品添加物が通常のプロテインよりも少ないものが多いため、人工甘味料独特の匂いが苦手な方でも飲めます。
ヴィーガンプロテインの種類
ヴィーガンプロテインは主に三種類に分けられます。
- ソイプロテイン
- ピープロテイン
- 玄米プロテイン
「ソイプロテイン」は大豆を主原料としたプロテインで、最も多く流通しているため比較的安価で手軽に購入できます。
大豆にはイソフラボンという女性ホルモンに似た働きをする成分が含まれているので、女性でむくみや生理痛、PMS(月経前症候群)に悩まされている方におすすめです。
「ピープロテイン」はえんどう豆を主原料としたプロテインです。
えんどう豆はアレルギー性が低い食品なので、アレルギーが心配の方は是非検討してみてください。
「玄米プロテイン」は玄米に含まれるたんぱく質を抽出して加工したプロテインです。
豆由来食品の味は苦手だけど、ヴィーガンプロテインを飲みたい方におすすめです。
ヴィーガンプロテインのメリットとデメリット
ヴィーガンプロテインは「ヴィーガン」の方だけでなく多くの方に飲んでいただけます。
ヴィーガンプロテインのメリットを紹介します。
- 「乳糖不耐症」「カゼイン不耐症」など乳製品が身体に合わない人でも飲める
- 植物性食品由来の脂質源のため比較的体脂肪に変換されにくい
- 消化がゆっくりのため、腹持ちが良い
「ヴィーガンプロテイン」の一つである「ソイプロテイン」は主にダイエットをしている方に飲まれているように、ダイエットをしている方におすすめです。
一方で、ヴィーガンプロテインのデメリットを紹介します。
- 「ホエイプロテイン」よりも流通数が少ないため比較的手に入りにくい
- 通常のプロテインよりも比較的高価のものが多い
- 消化がゆっくりのため、トレーニング直前の補食としては不適切
ヴィーガンプロテインはホエイプロテインよりもまだまだ数が少ないので、ブランドによっては製造されていないものがあります。
また、消化が比較的遅いためすぐにエネルギー源に変える「補食」としては向きません。
まとめ
昨今、日本でも「ヴィーガン」の食事を意識した人が増えています。
そんな人でも飲めるプロテインが「ヴィーガンプロテイン」です。
ヴィーガンプロテインには「ソイプロテイン」「ピープロテイン」「玄米プロテイン」があります。
ヴィーガンプロテインはたんぱく質が摂れるだけでなく、吸収が遅いので腹持ちが良く食べ過ぎを防ぐメリットがあります。
しかし、従来のプロテインと比べて高価で種類によっては手に入りにくく、摂取タイミングを避けた方が良いケースがあるデメリットもあります。
今回のブログ記事を読んで興味を持たれた方は最も手に入りやすい「ソイプロテイン」から手にとってみてはいかがでしょうか?
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