トレーニーの皆さん、トレーニング後の筋肉痛はどうやってケアされていますか?
痛み止めの薬を飲んだり、アイシングをして治していないでしょうか?
実とはいうと、これ、筋肥大の面からだとNGです!
今回のブログでは、筋肉痛の正しい治し方を3つ紹介します。
動画でも紹介しているので是非こちらもご視聴ください。
避けるべき筋肉痛の治し方
①痛み止め薬を飲む
痛み止めの薬を飲むことで一時的な筋肉の炎症を抑えることはできますが、筋肥大の効率を落とすリスクがあります。
筋肉痛などの筋肉の炎症は「筋肥大を促進させるためのシグナル」です。
薬剤を投与して、炎症を無理やり押さえつけると脳からの筋肉を回復させようとするシグナルが出なくなってしまいます。
そうすると、筋肉が回復して筋肥大するシグナルも弱くなってしまいます。
②筋肉を冷やす
別名、アイシングとも言いますが、氷水の中に入る「アイスバス」や氷水とお湯に交互に入る「温冷交代浴」で筋肉痛を治す方法があります。
スポーツ選手で毎日筋肉痛になるぐらい試合が続く方だと、この方法を取り入れるのが身体のコンディションを戻すために有効です。
しかし、これは一時的に炎症反応を抑える効果があるものの、痛み止めと同様に無理やり炎症を抑えているので筋肥大の効率を落とす可能性があります。
正しい筋肉痛の治し方
①早く寝る
回復の基本は休養です。
長く睡眠時間を取ればとるほど、早く身体が回復するので、筋肉の炎症も早く治ります。
夜はお風呂に入った後はスマートフォンの使用は必要最低限にして、なるべく長く睡眠時間を取るようにしてください。
②たんぱく質をしっかり摂る
私たちの身体はたんぱく質でできているように、筋肉もたんぱく質でできています。
回復には休養と同じぐらい栄養摂取も必要です。
筋肉痛は一種の「身体にダメージを受けている」状況です。
修復したいのに栄養が欠けていると治るまでに時間がかかってしまいます。
日頃から一定以上のたんぱく質を摂取する習慣をつけることで、いつでも筋肉の修復ができる状態にしましょう。
特に運動されている方は「体重(kg)×2」g分のたんぱく質を毎日摂れているか食習慣を見直してみてください!
③リカバリーツールを使う
最後に、「トレーニング後のリカバリーツールの使用」について紹介します。
リカバリーツールとしては「フォームローラー」や「段階着圧ソックス」があげられます。
フォームローラーは全身満遍なくトレーニング後のアフターケアができます。
トレーニング後のフォームローラーの使い方に関してはこちらのブログ記事をご覧ください。
段階着圧ソックスは血流を足首から心臓へ戻すことを促す機能を持っています。
ソックスの構造は足首周りが最も身体に密着しており、ふくらはぎにかけて緩くなっております。
是非、脚のトレーニングをされている方はフォームローラーだけでなく、段階着圧ソックスも検討してみてください!
さいごに
いかがでしたでしょうか?
痛み止め薬やアイシングを取り入れるのも決して悪いことではありません。
しかし、休養や食事、リカバリーツールでのケアを実践することでトレーニングで効率よく筋肥大させることが期待できます。
皆さんもこの筋肉ケア習慣を身につけてより理想的な身体作りをしていきましょう。
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