暑い季節になると、キンキンに冷えたビールやジュース、氷たっぷりのアイスコーヒーが美味しくなりますよね。
一日で飲む量を決めた上で嗜好品として飲むことは問題ありませんが、飲み過ぎるとむしろ脱水症状を招くリスクがあることをご存じでしたか?
勿論、汗を多量にかいた後に「喉乾いたからビールで水分補給しよう」とごくごくビールを飲むのは言語道断です。
今回のブログでは、暑いときに多量に飲むのは控えて欲しい飲み物を紹介します。
①コーヒー
コーヒーはカフェインが含まれているので集中力を上げたいタイミングで飲まれる方は多いのではないでしょうか。
しかし、カフェイン成分は腎臓の血行を促すため、尿量が増えるといった利尿作用があります。
コーヒーを飲むとトイレが近くなってしまった経験はありませんか。
また、カフェインは刺激物に分類されるので摂ると体質によってはお腹が緩くなったり、頭痛に悩まされるリスクがあります。
暑いときに、コーヒーを飲むことを禁止するわけではありませんが、水分補給感覚で飲むことは避けたり、一日グラス一杯までなどルールを自分の中で設けた上で摂るようにしましょう。
最近はカフェインレスコーヒーがスーパーで手軽に買えたり、カフェでも頼めるのでコーヒーは飲みたいけど、カフェイン摂取は避けたい方は置き換えてみてはいかがでしょうか?
②ビール
以前のブログ記事でも紹介しましたが、ビールに含まれているアルコール成分には利尿作用が含まれています。
「ビールを500ml飲んだら水も500ml摂りましょう」と聞いたことはありませんか?
これはビールだけでなく、他のアルコール飲料でも同じ量の水を摂って身体の水分量をキープするようにしましょう。
ビールは「糖質が多く含まれている」飲料なのでダイエット中で糖質摂取量を意識している方は気をつけましょう。
③ジュース類
猛暑の中飲むキンキンに冷えたジュースや炭酸飲料は非常に美味しいですが、糖質の濃度が比較的高いため水分の吸収が遅くなります。
つまり、身体の水分が不足している状態でジュースから水分補給をしても充分に水分が摂れず、脱水症状が現れるリスクがあります。また、水分が補給されない状態だと糖質からのエネルギー補給もできないためパフォーマンスも低下してしまいます。
また、糖質が多く含まれているのでダイエット中の方は摂る量をコントロールする必要があります。
以前のブログで紹介しましたが、ダイエットを失敗する方は「飲み物からカロリーを摂ってしまう」クセがあるので心当たりのあるダイエッターの方は意識してみてください!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「暑いときにビールやジュース、ビールを一滴も飲むな」というわけではありません!
しかし、喉がカラカラの状態で多量に飲むと脱水症状を引き起こし、水分補給をしたつもりなのに体調が悪化するといった本末転倒になってしまいます。
屋外で長時間作業をしたり、運動をする人は「水」や「生理食塩水入りの清涼飲料水」など身体に適切に水分や食塩を補給できるようなドリンクを選ぶようにしましょう。
ただし、「食塩」濃度が一定以上に高いドリンクは夏バテを促進するため注意しましょう。おすすめの作り方は水1ℓに対し、食塩9gを溶かして濃度を0.9%に調整する方法です。
水分補給対策以外でも夏バテに悩まされないように気をつけたい方はこちらの記事もご覧ください。
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