「甘いものがとにかく食べたい!!」その衝動は栄養不足の可能性が
無性に甘いものが食べたい!!
辛いものが食べたい!!
あなたはそんな時がありませんか??
もしかしたらそれは、栄養不足からくる身体のSOSかもしれません。
今日は食べたいものからわかる身体の状態と、それを解消するおすすめ食材を紹介します。
食べたいものと身体の栄養状態
〈甘いもの〉
甘いものが食べたいときは
- 身体のエネルギーが不足している状態
- たんぱく質が不足している状態
の可能性があります。
チョコレートや洋菓子といったスイーツで栄養補給してしまいがちですが、糖質や脂質が多いお菓子ではエネルギー過多で太ってしまう恐れがあります。
そんなときは、お菓子に比べて低カロリーで食物繊維やビタミンといった不足しがちな栄養素が摂れる果物やサツマイモなどがおすすめです。
特に柑橘類やいちごは果物の中でも低カロリーですのでダイエット中の間食にもおすすめです。
また、たんぱく質不足には、ささみやゆで卵、プロテインがおすすめです。
特にプロテインは低カロリーな上にスイーツのような甘さで、たんぱく質も豊富と一石三鳥なのでぜひ取り入れてください!
〈辛いもの〉
辛いものが食べたいときは 、身体がストレスを感じている状態の可能性があります。
ストレスを感じると刺激を求めやすくなるため辛いものが食べたくなります。
このようなときに辛いものを食べるのもよいのですが、食べ過ぎは胃腸に負担が大きくお腹を壊す原因になりやすいのです。
そのため、ミントのガムやタブレットを活用するのをおすすめします。
ミントの清涼感が良い刺激となって辛いもの減の欲求を和らげてくれます。
また、睡眠や入浴などでリラックスし、身体のストレスケアを行うのも効果的です。
〈酸っぱいもの〉
酸っぱいものが食べたいときは
疲労物質がたまり身体が疲れている状態の可能性があります。
梅干しやお酢は弱っている胃腸にも優しく、効率よく栄養を吸収できます。
また、酸っぱい食べ物には食欲増進の効果もあるため食欲がないときにもおすすめです。
〈しょっぱいもの〉
しょっぱいものが食べたいときは
身体のミネラルが不足している状態の可能性があります。
例えば、汗をかいた後やお酒を飲んだ後に体感することが多いのではないでしょうか。
しょっぱいもので過度に塩分を摂取してしまうと浮腫みや高血圧の原因となりますので、果物や海藻を意識的に摂るのをおすすめします。
果物や海藻にはマグネシウムやカリウムといった、不足しがちな栄養素が豊富に含まれていますので、しょっぱいものへの欲求を抑えつつ栄養バランスを整えることができます。
逆に塩分が不足しがちな運動後は熱中症の予防としてスポーツドリンクや経口補水液、塩飴から塩分補給するのがおすすめです。
〈油っこいもの〉
油っこいものが食べたいときは
身体のカリウムが不足している状態の可能性があります。
カリウムは身体の巡りにアプローチする成分で、不足すると排泄機能が低下してしまいます。その結果身体に水分がたまり、油が欲しくなるというメカニズムです。
脂質の摂りすぎは身体の不調につながるので、ブロッコリーやアボカドといった食材からカリウムを摂取しましょう。
〈氷〉
氷が食べたいときは
身体の鉄分が不足している状態の可能性があります。
氷を食べたい衝動が激しい場合、「氷食症」の可能性もあります。
鉄分が不足していると体温調整がうまくできなくなったり、貧血を起こしやすくなったりします。
特に女性は月経の関係で鉄分を失う機会が多いので気を付けましょう。
鉄分の不足には大豆やレバーなどがおすすめです。
また、適度な運動、十分な睡眠も効果的です。
まとめ
- なにかが無性に食べたいとき、それは身体のSOSかも
- 〈甘いもの〉エネルギー不足、タンパク質不足
- 〈辛いもの〉ストレス
- 〈酸っぱいもの〉疲労
- 〈しょっぱいもの〉ミネラル不足
- 〈油っぽいもの〉カリウム不足
- 〈氷〉鉄分不足
以上、食べたいものでわかる身体のSOSについて紹介しました
なにかを無性に食べたくなったときは、一度自分の身体の状況を振り返ってみましょう。
気持ちのまま食事をとるのではなく、状況に適したものを食べることで心の健康にもつながります。
食事を意識することで心と身体の健康を保ちましょう!