ダイエットの効果をあげるプロテインダイエットのメリット
あなたはダイエットをするとき何を意識してダイエットされますか。
最近ではダイエットにプロテインを取り入れられる方も多いのではないでしょうか。
しかしプロテインを飲むだけでは痩せません。
ダイエットを成功させるためには食事の見直しと適度な運動が基本的です。
ではダイエットにプロテインを取り入れるのはなぜでしょう。
今回はプロテインダイエットのメリットについてお伝えします。
正しいプロテインダイエットの方法
まず事実としてプロテインを飲むだけでは痩せませんし、筋肉もつきません。
プロテインはたんぱく質のことで、1gあたり約4㎉です。
つまりプロテインを飲むとカロリーを摂取するので、飲むだけで痩せることはありません。
プロテインをダイエットに取り入れることは運動との組み合わせが前提になります。
プロテインダイエットのメリット
では具体的なプロテインダイエットのメリットを3つ紹介します。
①食事誘発性熱産生が高い
たんぱく質は、食べたものを消化吸収する過程で消費されるカロリーが一番高い栄養素です。
基本的に炭水化物、脂質、たんぱく質の3つが食事で発生して消費するエネルギー(食事誘発性熱産生)を生み出します。
その食事誘発性熱産生が炭水化物は約6%、脂質は約4%、たんぱく質は約30%となっています。
食事誘発性熱産生が高いことはダイエットにおいて
- 効率よくエネルギー源になる
- 消費カロリーがアップする
食べることで身体がエネルギーを作るために働きだすことから。
- 代謝量が上がる
エネルギー消費の過程で体温が上がることから。
運動で汗をかきやすくなったり、冷えへの効果が期待できたりする。
といったようなメリットがあります。
②置き換えに利用することで1日の摂取カロリーを減らせる
ダイエットをしていても朝食と昼食の間や、甘いものへの欲求などどうしても間食が我慢できない時があると思います。
しかし例えば間食にクッキーを取り入れると100gあたり約427㎉、チョコレートを取り入れると100gあたり560㎉も摂取することになります。
それに対しプロテインは1食取り入れても120㎉と、他に比べて圧倒的に消費カロリーを抑えることができます。
プロテインは腹持ちがいいので満足感が続きます。
また、スイーツ感覚で飲めるような甘いプロテインもあるので甘いものへの欲求も満たすことができます。
③運動に加えることで筋肉量の維持に役立つ
筋肉量を増やすことのメリットとして基礎代謝量が上がり、1日の消費カロリーが増えることがあげられます。
基礎代謝とは喋っている、寝ているなど生きているだけで消費するカロリーです。
運動で消費カロリーを増やすのは難しいです。
そのため、運動にプロテインを加えて適度な筋肉をつけることで総体的に消費カロリーを増やせることはとても効率的です。
またプロテインを飲んで軽く運動するぐらいではムキムキにならないので心配せず取り入れられます。
たんぱく質の摂取にプロテインを利用するメリット
ダイエットは食事の見直しと運動の組み合わせが基本です。
しかし脂肪1キロを減らすためには7200㎉の消費が必要です。
そのため日ごろの食生活で脂っこいものよりもたんぱく質を摂取することで、摂取カロリーを減らすことと消費カロリーを増やすことはとても効率的です。
たんぱく質は「日本人の食事摂取基準(2020年版)」において1日に50gの摂取が推奨されています(18歳以上の女性)。
しかしたんぱく質を多く含む食べ物は肉、魚、卵、豆腐など噛み応えのある食べ物が多く、女性だと必要量が食べるのが難しかったり食べきれなかったりする可能性があります。
それに対しプロテインは1食20gのたんぱく質をドリンクという形で摂取できることができます。
プロテインはたんぱく質摂取においてハードルを下げてくれます。
まとめ
- ダイエットは食事の見直しと運動の組み合わせが基本。
- プロテインをダイエットに取り入れるのは運動との組み合わせが前提。
- プロテインダイエットのメリット
①食事誘発性熱産生が高いことから消費カロリーがアップする。
②間食での置き換えに利用することで摂取カロリーを減らせる。
③運動と組み合わせ筋肉量を維持することで消費カロリーをアップする。
- プロテインはドリンクとして気軽にたんぱく質を摂取できる。
以上、プロテインダイエットのメリットを紹介しました。
何度もお伝えしている通りダイエットは食事の見直しと運動の組み合わせが基本です。
プロテインはあくまでダイエットを補助するだけで、プロテインを取り入れるだけで痩せるという事実はありません。
しかしプロテインによってダイエットの効果を上げて負担を減らすことは可能です。
ぜひダイエットにプロテインを取り入れて無理のないダイエットを続けてください。