強くて丈夫な爪に近づくためのインナーケアを紹介
普段「爪」のためにどのようなケアをされていますか??
美容にこだわる人にとっては綺麗な指先が魅力の一つにもなりますし、
スポーツをしている人にとっては爪の状態が手先の微妙な感覚に関わってくることから爪のケアを意識している方も多いのではないでしょうか。
オイルやクリームなどの外側からのケアに加えて、身体の中からのケアが爪にとって大切な理由をお伝えします。
爪と身体の栄養状態
爪と身体の栄養状態は深く関わっています。
そのため爪を見ることで自分の栄養状態を把握することができます。
例えば、
- 爪の色が悪い・白っぽい
- 表面がボコボコしている
- 薄い
- 欠けやすい・割れやすい
- 二枚爪
- 縦スジ・横スジが入っている
上記の状態が当てはまる人は、爪に必要な栄養が足りていない可能性があります。
爪について
爪の主成分は肌や髪と一緒でケラチンというたんぱく質です。
一般の成人の方の場合爪は1日に約0.1mm伸び、爪の全てが生え変わるのに約半年~1年ぐらいかかります。
足の爪は手の爪の半分ぐらいのスピードで1日に約0.05mm伸びています。
足の爪全てが生え変わるのに約1~2年ぐらいかかります。
「健康な爪」として、表面が滑らかでツヤがある薄いピンク色の爪をイメージする方が多いのではないでしょうか。
上記の爪は「強くて丈夫な爪」の定義でもあります。
強くて丈夫な爪のためにはネイルオイルやクリームによる外側からのケアに加えて、必要な栄養をしっかり摂る身体の内側からのケアも大切です。
爪とたんぱく質
爪の主成分はたんぱく質なので、たんぱく質をしっかり摂ることが大切です。
たんぱく質は肉、魚、卵などの身近な食品に含まれているのでしっかり摂れていると感じていらっしゃる方が多いかもしれません。
しかし、爪は感覚を司るうえでは重要な部位ですが爪がなくても命に関わることがないため、摂ったたんぱく質は臓器の修復や身体を作ることに優先的に使用されます。
身体の構造上、爪にたんぱく質が行き届くのは後回しになってしまいます。
「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では18歳以上の女性は1日に50gのたんぱく質摂取が推奨されています。
しかしこれは健康を維持するための最低限の数値なので、内側から爪にアプローチするためには体重1kgにつき1.5gのたんぱく質摂取を心がけましょう。
そのため、例えば体重50kgの方なら1日あたり75gのたんぱく質摂取が目標となります。
特にダイエットなどで食事制限をしている人は、爪にまでたんぱく質が行き届いていない可能性が高いです。
普段の食事にたんぱく質を使った食材のおかずやヨーグルトをプラスするなど、プラスアルファで一品加えましょう。
たんぱく質の摂取を意識することで身体の内側から爪にアプローチできます。
まとめ
爪は身体の栄養状態を把握できる部位です。
上記に当てはまる人は、爪に必要な栄養が足りていない可能性があります。
爪は髪や肌と一緒でケラチンというたんぱく質で構成されています。
表面が滑らかでツヤがある薄いピンク色の爪のためには、たんぱく質をしっかり摂って身体の内側から爪にアプローチすることが大切です。
たんぱく質は臓器の修復や身体を作ることに優先的に使用されるため、爪に行き渡るのは後回しになってしまいます。
しっかり爪にたんぱく質を行き渡らせるために体重1kgにつき1.5gのたんぱく質摂取を心がけましょう。
以上、身体の内側から行う爪のケアについてお伝えしました。
たんぱく質は爪だけでなく、髪や肌を作るためにも大切な栄養素です。
たんぱく質だけではないですが、たくさんある栄養素をバランス良く摂れるように意識しましょう。