皆さんはキレイに割れた腹筋を手に入れるために日ごろ、腹筋トレーニングに励まれてますか?
しかし、キレイに6つに割れた腹筋を作ることって結構難しいですよね?
「毎日クランチを100回ぐらいやってるけど、全然変わらない」
「うっすら割れてきたけど、そこから6パックまでキレイに割れず、スランプ状態が続いている」
というようなお悩みを抱えているのであれば、このブログ記事を最後まで読んでみてください!
確かに、腹筋トレーニングを継続することもキレイな腹筋を手に入れる手段の一つですが、それ以上に重要なことがあります。
今回のブログでは解剖学の視点で「割れている腹筋」を作る方法と「腹筋のキレイな見せ方」を解説していきます!
動画でも解説しているので是非こちらもご視聴ください。
腹筋は誰でも割れている
体型に関わらず、私たち人間の腹筋は全員割れていることはご存じでしょうか?
しかし、体型によって腹筋が割れているように見える人と全く見えない人が出てきます。
それは腹筋周辺の体脂肪が大きく関係しており、見える人は体脂肪が低く、見えない人は体脂肪が高い傾向があります。
割れた腹筋を手に入れるためには体脂肪を落とすこと、腹筋を鍛えるトレーニングをしっかり行うことが重要です。
一般的に男性だと10~12%の体脂肪率になると割れた腹筋が見えてきます。
しかし、腹筋をきれいに見せるために「姿勢」も重要であることはご存じでしたか?
姿勢が悪いことが原因でトレーニングで仕上がった腹筋をきれいに見せられないと勿体ないですよね。
姿勢と腹筋の関係性
次に姿勢と腹筋の関係性について紹介する前に「腹筋」の構造について紹介します。
一番、わかりやすく割れている腹筋が見えるのが胸骨から恥骨につながっている「腹直筋」と呼ばれる部分です。下の図のように4段か5段ぐらいに分かれています。
また、真ん中に「腱画」(けんかく)と呼ばれる筋繊維上を横に走る部分があります。
これら複数の筋肉が腹筋を構成しています。
腹筋の個数やシックスパックなど「何個に割れるか?」は人それぞれの遺伝子によって異なります。
腹筋の機能性として「体感の屈曲」があげられます。
写真のように胸骨と恥骨を近づけるような動きをすると腹筋は収縮します。
一方で、弛緩した状態(伸びきっている状態)はこのような姿勢になります。
そして、収縮も弛緩もしていない状態(背筋がまっすぐ)である腹筋はこのようになります。
この写真だとあまり腹筋が割れているのが分かりにくいですよね?
また、慢性的な反り腰を持っている方は骨盤が前傾し、普段から腰が反っている状態なのでキレイに割れている腹筋を見せにくい傾向があります。
しかし、先ほどの屈曲した姿勢を意識して、少し背中を丸めるとこのようにキレイに割れている腹筋を見せられます。
このように、姿勢を工夫するだけで腹筋をきれいに見せることができます。
腹筋をきれいに見せるトレーニング
自分のキレイな腹筋を見せるために「腹圧トレーニング」を取り入れてみるのはいかがでしょうか?
やり方としては以下の二つだけです!腹筋の動きも意識しましょう。
- 息を吸ってお腹が膨らんでいる状態で腹筋に力を入れる⇒腹筋が伸ばされるのを感じましたか?
- 少し息を吐いてお腹を凹ました状態を作る⇒腹筋が収縮されているのを感じましたか?
腹筋のマッスルコントロールをするだけで同じ体脂肪率、同じ筋肉量でも見え方が変わってきます。
また、反り腰の方は日ごろ前傾している腰を少し後傾させる姿勢をとるようにするだけで見え方が変わってくると思います。
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回は解剖学の視点から、「割れている腹筋の解説」と「割れている腹筋のキレイな見せ方」まで紹介できたと思います。
皆さんも是非、腹筋トレーニングだけでなく、腹圧トレーニングを取り入れて腹筋をキレイに見せれるようにしましょう!
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