子どもの身長に関わるたんぱく質について解説
お子様の身体の成長にお悩みの方も多いのではないでしょうか。
成長期に摂取する栄養素は身体を作るうえで重要です。
今回は子供の身長とたんぱく質の関係についてお伝えします。
バランスの良い食事の中でたんぱく質がどのような働きをするのかぜひご確認ください。
成長期の栄養について
成長期の子供の成長をサポートするためには睡眠・食事・運動が大切になります。
食事の場合「これを食べると身長が伸びる」「身体が大きくなる」といったような食べ物は存在しませんが、栄養面から身体の成長をサポートすることはできます。
成長期の栄養摂取
- エネルギーの摂取量を増やす
- バランスのいい食事
この2点を心がけましょう。
また、身長を伸ばすためには筋肉と骨の成長が伴うことが重要です
筋肉は骨にくっついていることから「骨格筋」とも言います。筋肉と骨はセットと考えてください。
つまり、骨が伸びていくのと一緒に丈夫な筋肉がついていくことで身体が成長します。
身長とたんぱく質の関係
筋肉と骨の栄養素として重要なのはたんぱく質です。
骨と聞いてたんぱく質ではなく、カルシウムをイメージされた方も多いと思いのではないでしょうか。
骨の約60%はカルシウムでできているためもちろんカルシウムの摂取も重要になりますが、実は骨の約20%はたんぱく質の一種であるコラーゲンで出来ています。
また筋肉の材料もたんぱく質です。
そのため身体の成長に重要な筋肉と骨の成長に必要なのがたんぱく質ということになります。
身長とプロテインの関係
プロテインを飲むと身長が伸びなくなるのではと心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、そのような心配は必要ありません。
先述した通り、身長を伸ばす・健康な身体・丈夫な身体を成長期に作るためにはたんぱく質が重要になります。
そのためプロテインを飲むことが成長の妨げや身長が伸びるのを阻害してしまうなどといったマイナスの働きをすることはありません。
ホエイプロテインの原料は基本的には牛乳です。プロテインは濃い牛乳を飲んでいるとイメージしていただけます。
まとめ
成長期の栄養摂取では
- エネルギーの摂取量を増やす
- バランスのいい食事
ことが大切です。
身体は骨が伸びるのと一緒に丈夫な筋肉がついていくことで成長するため、身長を伸ばすためには筋肉と骨の成長が伴うことが重要です。
たんぱく質は骨と筋肉それぞれを構成する栄養素です。
そのため
たんぱく質の摂取→骨・筋肉の成長→身長が伸びる・身体が大きくなる
といったつながりがあります。
プロテインを飲むことは骨と筋肉を構成するたんぱく質を摂取することなので、成長の妨げや身長が伸びるのを阻害してしまうなどといったマイナスの働きをすることはありません。
以上、子供の身長とたんぱく質の関係についてお伝えしました。
もちろん成長期の栄養摂取にたんぱく質だけではダメですが、たんぱく質を摂取することで骨や筋肉の成長につながることを知ってもらえたのではないでしょうか。
健康で丈夫な身体を作るためにバランスの良い食事を心がけましょう。